作業が楽になるキッチン水栓！便利でオススメ機能もご紹介

暮らしの中で水を出したり止めたり、お料理や水を飲むために欠かせないのがキッチンです。その中でも圧倒的に使用頻度が高いのが水栓です。

キッチン水栓を選ぶポイントはたくさんあります。Robinスタッフの意見も交えながら、お悩み別に便利でおすすめのキッチン水栓をご紹介したいと思います。

機能性も様々ですので、お悩み解決や、ご希望に合う機能の水栓を見つけてくださいね！

 

キッチン水栓の主なトラブルは「水漏れ」　

キッチン水栓の耐用年数は一般的に10～15年くらいと言われています。10年を超えてくると水漏れや故障が気になり始め、交換を検討される方が多いです。

Robinでもキッチン水栓交換のご依頼をたくさんいただくのですが、最も多いのは「水漏れ」によるご相談です。水漏れの発生が多い箇所と原因は以下の通りです。

・蛇口根元のパッキンの劣化

・シャワーホースの劣化

・止水栓と給水ホース接合部のゆるみ

・蛇口胴体にあるカートリッジ（水の出し止め、湯水切り替えを行っている部分）の劣化

キッチン水栓を10年以上使用されており、このような症状が見られる場合は、修理よりもキッチン水栓を新しく交換されることをおすすめしております。

では実際に「キッチン水栓を交換しよう」と考え始めた時に、どういった基準で選んだらよいのか？Robinでもよくご相談いただくお悩みと合わせて、キッチン水栓の機能面からご紹介します。

キッチン水栓の便利機能をご紹介

おすすめ機能１　ホースの引き出し機能

後片付けの時やシンクに広がったゴミや洗剤を洗い流す際に、コップや手に水を貯めて流さないといけないのが不便！とお悩みの方、意外と多いのではないでしょうか？

水栓自体も古く、少しでも便利にしたい！という方にオススメしたいのが、ホースの引き出し機能付きの水栓です。蛇口を自由自在に動かすことが出来るので、離れたところまで水が行き届きます。シンクの水洗いやお掃除などにも便利ですし、時短・節水にも繋がります。また、ホースが引き出せることによって、大型の鍋でお料理する際も、シンクに置く手間や労力を省くことができるのも嬉しいですね！

おすすめ機能２　吐水切り替え機能

現在、吐水がストレート（直流）機能のみのキッチン水栓を使っており、交換をご検討されている方におすすめしたいのが、吐水の切り替え機能がついた水栓です。

吐水切り替え機能とは、切り替え部を回すことによって、水をシャワーやストレート（直流）に切り替えられます。（※切り替えがプッシュ式のタイプもあります）吐水方法により特徴があるのでご紹介します。

・ストレート（直流）

名前の通り、まっすぐに水が出てくる吐水のことを指します。鍋に水をためたい時など、早くたまり時短効果があります。水が飛び散らないというのも特徴です。

一方で、ホースの引き出し機能とも重なりますが、ストレート（直流）ですと、シンクまわりの掃除をするときも水をためて洗い流さないといけません。また、節水効果はないので、水量をご自身で調整しながら使用する必要があります。

・シャワー

シャワーは少ない水量で広い面積に湯水をかけることができるので、掃除やさっと洗い流したい時には効果的です。

このように、吐水の切り替え機能があることで、利用シーンに応じてシャワーと直流で使い分けができるため、キッチンでの作業効率も上がります。

おすすめ機能３　浄水器付き

水道水のカルキ臭が気になる、においや口当たりをよくしたい、より安全に水を飲みたい・・・とお悩みの方におすすめなのが、浄水器付のキッチン水栓です。

浄水器付き水栓とは、浄水と水道水が出る水栓のことを指します。浄水器付の水栓には、浄水カートリッジが水栓本体に内蔵されているタイプや、シンク下に収納するアンダーシンク型というタイプがあります。

日本の水道水は厳しい基準で管理されているため、安全性の面ではとても優れています。その反面、消毒によるカルキなどが残ってしまいます。

浄水器は水道水に含まれている味を損なう物質を除去するので、おいしい水をいつでも気軽に使えます。水栓レバーを操作するだけで簡単に浄水された水を利用できることや、ミネラルウォーターを購入する手間が省けて、ゴミの削減にもつながるのもメリットですね。

注意点としては、製品によって除去物質の違いや、水栓の使いやすさも異なりますので、しっかりと比較しましょう。また、設置の費用もかかりますので、これらをよく検討したうえで導入しましょう。

おすすめ機能４　タッチレス水栓

手が汚れている時や、泡などがレバーに付くのが嫌で、水は出したままという心当たりはありませんか？

ご家庭内でも度々取り沙汰されるのが、『水の出しっぱなし問題』です。

こまめな出し止めが面倒で、ついつい水を出しっぱなしにしてしまう方や、節水したいというご家庭にオススメなのがタッチレス水栓です。

タッチレスとはその名の通り、水栓に触れなくてもセンサーに手をかざすだけで吐水・止水ができる、非接触水栓です。タッチレス水栓の特長は次の通りです。

・直接触れなくてもよいので衛生的であること

・ハンドル部分に触る機会が減るので、水アカの発生も減り、掃除が楽になる

・容易に止水操作が出来るので、節水効果が高い（※水道・ガス料金の節約にもつながる）

タッチレス水栓は便利な機能も多くて魅力的ですが、注意点もあります。

センサーには電源の増設が必要なので、電気工事をしないといけない場合があります。その際は電気工事の費用もかかるということを念頭に置いた上での検討が必要です。

電気工事が不要の乾電池式もありますが、電池がきれたら交換しないといけない手間もありますので、電源を増設するか電池式で設置されるのかを、事前によくご検討されてくださいね。

Robinスタッフ　おすすめのキッチン水栓をご紹介！

LIXIL　クロマーレ（ホース引き出し・シャワー付タイプ）

まずはクロマーレ！Robinでも施工をお任せいただくことが多い、ホースの引き出し機能つきの水栓です。

ハンドシャワー付のスタンダードモデルで、水はねが少なく、洗う力が強いスポット微細シャワーが特徴的です。ホースが引き出せるので、シンクの隅々まで洗い流せます。

よく使うハンドル正面の位置で水を出す「エコハンドル」も特長です。お湯を無意識に使うことがないため、無駄な給湯エネルギーを使わず、省エネ効果にも期待できます。（※あくまで目安ですが、都市ガスで年間約4,700円の節約効果）

TOTO　きれい除菌水

2つ目はTOTOの「きれい除菌水」が搭載された水栓です。

きれい除菌水といえば、TOTO製品に搭載されている環境にやさしい除菌成分を含む水ですが、これがキッチン水栓にも搭載されているグレードがあり、Robinスタッフもイチオシです。きれい除菌水専用の水栓ボタンを押すだけで、除菌効果のある水がミスト状で噴霧されます。

この「きれい除菌水」とは、水に含まれる塩化物イオンを電気分解して、除菌成分を持つ環境にやさしい水（次亜塩素酸を含む）を作ります。きれい除菌水は洗剤や薬品は使用しなくても、時間が経つともとの水に戻るため環境にも安心です。網かごのヌメリや包丁・まな板・ふきんなどの除菌にもなり、清潔に保つことができます。

衛生意識も高まる昨今において、タッチレス機能ときれい除菌水が搭載されているグレードをご検討されることもオススメです。

LIXIL　ナビッシュハンズフリー（エコセンサー付き）

3つ目はLIXILのナビッシュハンズフリー水栓です。特長は、吐水・止水の操作がいりません。吐水口に内蔵されたセンサーが、手やモノを感知して吐水と止水を自動で行います。「黒い物」「鏡面の物」「透明の物」など、従来のセンサーでは感知しづらかった物も、感知精度が向上しました。

お湯と水の切り替えは当然のこと、浄水吐水も浄水専用のセンサーでタッチレス操作が可能です。タッチレススイッチ＋スポット微細シャワーで効果的に省エネし、水道料金・ガス料金の節約にもつながります。『とにかく便利に使いたい』という思いが強い方には、オススメのキッチン水栓です。

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以上、スタッフおすすめのキッチン水栓をご紹介しましたが、使う方によってキッチン水栓に求める機能や基準は異なります。どれがいいのか悩まれるかもしれませんが、そんな時はRobinスタッフにご相談くださいね！キッチンを使われる方や、ご家庭の生活スタイルに合わせたキッチン水栓をご提案いたします。

キッチン水栓　交換工事の流れ

キッチン水栓の交換工事は通常30分くらいで完了します。（※電気工事を行う場合は時間を要します）工事の流れですが、まずはキッチン収納部を開いたところにある給水・給湯の止水栓を止めます。次にそれぞれの配管などを外して水栓本体の取り外しにかかります。

新しい水栓を取り付けて、給水・給湯ホースなどがある場合はそれらもつなぎます。止水栓をゆるめ、テスト的に水・お湯を出します。給水・給湯ホースからの水漏れがないか、レバーが正常に動くかなどの確認を行い工事完了です。

まとめ

今回はキッチン水栓の機能に的を絞ってご紹介しましたが、いかがでしたか？

一見シンプルな見た目とは裏腹に、便利な機能もたくさんあり、キッチンには欠かせない存在です。キッチン水栓には機能性だけではなく、形状にも種類がありますので、あらゆる面から比較されることもポイントです。水が出ればどれも同じだなんて思わず、ご家庭にピッタリのキッチン水栓を選んでくださいね。

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