「キッチンの床はどんな素材にしようか」 

「無垢フローリングだと汚れるだろうし、掃除しにくいのも嫌だな」 

住宅設計やリフォームの時に悩むのがキッチンや洗面所などいわゆる水廻りの床素材です。 昔は居間と台所が分かれた部屋になっていました。

　居間はフローリングか畳、キッチンは掃除がしやすい塩ビ素材のクッションフロアで、というケースが多くありました。 

しかし最近はリビングダイニング型の間取りも増えてきて、リビングとキッチンは同一の床面になることが一般的になってきました。 

そうなるとリビングの床とキッチンの床をどうするか？　というのが１つの悩みの種となるのです。 

 

キッチンの床材問題勃発？２つの意見が対立？？ 

あなたは住宅設計をするとしたら、リビングとダイニングの床素材は同一にする派ですか？　それとも違う素材にする派ですか？ 

キッチン床といっても実際はキッチンマットを敷く方が多いと思いますが 、Robinのお客様では半々ですかね。 

キッチンとリビングの床は同一にする派の意見

・デザイン的に統一されていた方が飽きないしスッキリ見える 

・無垢材の質感が好き。 

・汚れや染みは仕方がない。キッチンマットでなんとかごまかす（←多いでしょうな） 

 

リビングとは違う床材にするよ派の意見

・デザイン的にアクセントをつけたい 

・タイルがそもそも好きで憧れていた 

・汚れや染みが無垢材よりは掃除しやすいものにしたい 

という意見でした。 

 

 

さて、あなたは同一派でしょうか？　それとも違う素材派でしょうか？ 

 

タイルとフロアタイルの違いについて 

タイルとは？

そもそもタイルとは建築物の外壁や内装に使われる陶磁器製の建築材料をいいます。

 

 

タイルは「物を覆う」という意味を持つラテン語の「テグラ」がもとになっています。 日本製では東海地区で岐阜県の多治見、愛知県瀬戸や常滑など多くのメーカーがありました。 

有名なのは、明治時代から常滑焼の産地である常滑市で陶管やタイルを製造していた伊奈製陶所です。 現在はLIXILとなりましたが、INAXという社名のほうが東海地区では耳馴染みがありますね。 

タイルの特徴は、劣化・変色が少なく酸やアルカリの影響も受けません。 熱や火なども強く、以前は浴槽や水廻りでは必需品の素材でした。 

モザイクタイルはアートにも使われることがあります。 

表面を仕上げる釉薬（ゆうやく）によって磁器質タイルやせっ器質タイル、 陶器質タイルなどさまざまな種類に分類されます。 しかし最近は安価でデザイン性に優れた輸入タイルが増えてきました。 

Robinも独自ルートにてタイルを格安で仕入れていた時期がありましたが、それも輸入タイルでした。 

素焼きのテラコッタタイルも以前は人気で多く採用をしていました。 ただし、経年劣化が楽しめる人向きですが……。 

Robinではタイル好きのオーナーが多く、タイルを採用した設計・実例もたくさんあります。 

またタイルについてはまたどこかで詳しくご紹介します 

 

フロアタイルとは？ 

魅力的な素材のタイルですがやはり経年すると汚れ、染み、傷はつきます。予算的にもフローリングよりは高価になります。 そこで最近の選択肢として「フロアタイル」があります。 

「無垢材やタイルはもちろん魅力的。でもメンテナンスや汚れも気になる。デザイン性は求めたいけどお価格的にもう少し抑えたものはないですか？」という人にはピッタリの素材です。 

そこでここからはキッチンだけではなく、床全般に使われることの採用されるこの多いフロアタイルをご紹介します

  

フロアタイルとはビニル素材（塩ビ素材）でできたタイル床材です。  

ビニル素材といえばクッションフロアを思い浮かべますがクッションフロアは「シートタイプ」で、施工するとつなぎ目がほぼわからなくなります。 

フロアタイルは「タイルタイプ」でサイズが商品によって決まっています。はめ込み式のものやただ敷くだけのものもあります。 

クッションフロアはその名の通り少しクッション性がありますが、フロアタイルはクッション性がないものが多いので傷などにも強く、土足にも対応しているものもあります。 

メーカーのラインナップには木目調、天然木調、タイル調などさまざまな種類があり、リアルなデザイン、質感のものが多くあります。 

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フロアタイル　メーカーHP

サンゲツ　フロアタイル　ラインナップ

東リ　床材　タイル　

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価格的には高いものから陶器質タイル＞フロアタイル＞クッションフロアとなり、予算重視で何でもいいが水には強いタイプがいいならクッションフロアがお勧めです。 

フロアタイルは先述したようにはめ込み式が多いので目地があります。その目地に水が侵入することはありますがこれも無敵ではありません。 

 

フロアタイルを使った素敵なインテリア事例

R.069　旅行気分！ホテルライクな家【中古住宅リフォーム】　岐阜県岐阜市 

マイホームを持ちたいと賃貸からの住み替えを希望され検討されていたオーナー様。新築も視野に物件を探していましたが学区や広さなど条件的なことを考え中古住宅をリフォームする計画になりました。 

 

インテリアにこだわりたいといオーナー様の期待に応えるべく、設計をしたリフォームです。施工事例はこちらから。 

 

デザインコーディネイトはグレイッシュで統一。床材はシックなフロアタイルを採用しました。 

ホテルや旅行が趣味というご家族にはピッタリの雰囲気の家になりました。 

 

ちなみにこちらは中古住宅購入+リフォームで「空き家改修」のため、市町村による補助金を受けることができました。また断熱性能の高いサッシの利用や断熱材を一新したことで住宅性能向上を対象とした補助金を利用しています。 

タイミングが合えばこのようの補助金も利用できる。これもリフォームの魅力ですね。 

 

R.064　優しく迎え入れてくれるヘアーサロン【店舗】　岐阜県岐阜市 

こちらは自宅の一部を改装してヘアーサロンにリフォームした実例です 。施工事例はこちらから。

もちろんバリアフリー設計などの実用面とRobinらしいデザインを取り入れたリフォームになりました。 

お客様を迎えるため床にはフロアタイルを使用しています 

床は部屋の大きな面積を占めます 

ですから素材、色、質感などバランスの取れたチョイスが必要です 

キッチンだけではなく様々なところに使えそうなフロアタイル。 

生活が楽しくなるような素材に出会えるといいですね。 

 

施工事例はまだあります。ぜひご覧ください

【新築】
S.083　3人姉妹が暮らす吹き抜けのある家　岐阜県岐阜市
https://www.e-robin.com/works/custom10311/

S.077　三角屋根のロッジ風の家　愛知県岡崎市
https://www.e-robin.com/works/custom9362/

S.073　木に囲まれた「吹き抜けのある小屋」風の家　愛知県大府市
https://www.e-robin.com/works/custom21/

S.026　自然素材にとことんこだわった体に優しい家　岐阜県関市
https://www.e-robin.com/works/custom14551/

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「シックなインテリアにしたい」「フロアタイルを使ってリフォームしたい」という方はお気軽にRobin一級建築士事務所までご相談ください。もちろんご相談は無料です

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ZOOMにて対応します。URL設定や打合せ時間の調整をしますので上記のいずれかの方法にてお問い合わせ頂き「オンラインにて打合せ希望」と明記もしくはお伝えください。

皆様からのお問い合わせをお待ちしています。