油汚れにも悩まない！お掃除が簡単なレンジフードをご紹介

みなさんのご家庭のレンジフード、お手入れはしっかりとできていますか？

「面倒だから大掃除の時くらいしかお手入れをしない」

「油汚れでベトベトして触りたくない、油汚れを落とすのも大変！」

「高い位置にあって掃除がしづらい」などなど…

レンジフードのお手入れと聞くと、きっと多くの方がこのような印象を持たれているかと思います。ご家庭での使用頻度も高いため、定期的なお手入れが必要ですが、部品の取り外しやフィルターの洗い方もよく分からなくて掃除が後回しになってしまうというご意見も多いです。

今回はこのようなお悩みも解決できる、お手入れも簡単で便利なレンジフードをご紹介します。レンジフードの交換を考えていらっしゃる方は必見！Robinスタッフがオススメする選び方やポイントも解説します。

 

レンジフードとは

レンジフードとはキッチンのコンロ上に設置されている排気設備のことで、換気扇（ファン）とフードを組み合わせたものを指します。ガスコンロなど火を使用する設備を設置した場合は建築基準法で換気設備（換気扇等）を設けなければならないと定められています。

レンジフードの役割　

レンジフードは調理時に発生する燃焼ガスや油煙・水蒸気・におい等を捕集し、ダクト（風道管）を通して屋外に排気する仕組みとなっています。

レンジフードは大きく分けると、「フード」「送風機」「フィルター」の３つが役割を果たしています。それぞれの役割は以下の通りです。

フード

フードは加熱機器の上方に設置されており、調理時に発生する汚れた空気を効率よく捕集します。

送風機

送風機はファンの回転により、調理時に発生する汚れた空気を吸引します。

フィルター

フィルターは送風機で吸引した油煙に含まれる油をキャッチし、送風機やダクトへの汚れを軽減します。

レンジフードには3種類の規格サイズ（60・75・90cm）があります。消防法上、レンジフードの幅と奥行は設置する加熱機器（IH、ガスコンロ）の幅と奥行よりも大きいものを選ぶ必要があります。

ファンは主に２種類で区別されます。

「プロペラファン」は扇風機のような羽根が付いています。壁に設置し外に調節排気をします。「シロッコファン」とは円柱のファンが付いています。タイダクトを通じて外に排気するため、壁から離れた場所でもレンジフードを設置することができます。

形状は大きく分けて「ブーツ型」と「スリム型」の2種類があります。

「ブーツ型」は最もスタンダードなタイプで、口が広く煙を集めやすいのが特徴的です。一方で「スリム型」は最近人気の高いレンジフードで、凹凸が少なく、掃除がしやすいのが特徴です。整流板を用いて四方から空気を吸い取る仕組みになっています。本体にフィルターが無く、お手入れが簡単なのも人気の理由です。

お手入れが必要な理由

少しでもお手入れを怠ってしまうと、油やホコリがこびりついてしまい、お掃除をするにも大がかりな作業になってしまうなんてこともあります。

また、汚れが内部に溜まってしまうことで、吸い込みが悪くなり、換気機能が低下します。換気機能が低下すると調理時の油煙を吸い込み切れず、リビングにまで広がってしまい、お部屋の壁が汚れたり、臭いの原因にもつながってしまうため、定期的なお手入れが必要なのです。

Robinスタッフオススメ　お手入れが簡単なレンジフードをご紹介！

タカラスタンダード　ホーロークリーンレンジフード　

タカラスタンダードといえばホーローですが、ホーロー素材を汚れやすい場所に使用することで、お手入れ性能が格段にアップしました。

水で汚れが落ちる親水性ファンを採用しており、ワンタッチで着脱することができます。ホーローシャットアウトパネルは内部への汚れの侵入を防ぎます。汚れても水拭きできれいに落とすことが出来るため、お手入れが簡単です。ホーローグリスフィルターとホーローオイル受けは食洗機で簡単に洗うことができます。

また、マグネット固定式で簡単に開閉ができるので、これまで部品を取り外して開閉することをネックに感じていらっしゃった方にはオススメです。

さらに、他メーカーの清掃性に優れたレンジフードと比較しても、お求めやすい価格帯であることも魅力的です！コストパフォーマンスが高いという点でもスタッフオススメのレンジフードです。

トクラス　サイクロンフードⅢ

一般的なレンジフードは奥が高く手が届きにくい構造になっていますが、サイクロンフードは斜め形状で奥が低く手が届きやすく楽な姿勢でお掃除が出来ます。トクラス独自の「フロントキャッチ方式」により、本体に入る手前でフィルターが油汚れを吸着します。

 

小型フィルターは取り外しが簡単で親水性塗装なので、軽い汚れならお湯につけおきするだけで油汚れが浮き上がってきます。フィルターで取りきれず、内部に侵入してしまった油はオイルトレーに集まる仕組みなので、汚れが広がらず安心です。

Panasonic　スマートフードⅡ

スマートフードⅡはロビンでもリフォーム工事をお任せいただくことが多い人気の商品です。省エネ性と清掃性を追求したレンジフードで、フード照明にはLEDを採用しており、手元を明るく照らしてくれます。

フード底面をフラットにすることで拭き掃除も簡単・手軽で、省エネ性と清掃性を両立しました。スリム型のレンジフードの中ではお値打ちで機能と価格のバランスが良く、単体売も可能なため、スタッフオススメのレンジフードです。

Panasonic　エコナビ搭載 フラット形レンジフード 

こちらはエコナビ機能搭載のレンジフードです。フィルターやファンは楽に外すことができます。整流板はフラットデザインのため、拭き取りもスムーズに行える形状でお掃除も簡単です。

ファンには撥油塗装がされているため、残置運転終了前にファンを高速回転し、ファンに付いた油汚れを遠心力で飛ばす機能があります。ファンに汚れがたまりにくいので、お手入れは3年に1回程でOKというのも嬉しいポイントですね！ワンタッチで外して楽に洗えるのも特徴です。

また、グレードを上げると自動洗浄機能が付きます。給油トレイにお湯を入れてセットし、ボタンを押すだけで集めた油汚れを自動洗浄してくれます。排水トレイの汚れた水を捨てればお掃除は完了です。およそ2か月に1回の洗浄で10年間ファンフィルターの交換が不要です。

機能の分だけお値段も高くなるというデメリットもありますが、機能性にこだわりたいという方にはオススメのレンジフードです。

ここにも注目！スタッフが解説する選び方のポイント

スタッフオススメのお手入れが簡単なレンジフードをご紹介しましたが、『結局のところどれを選んだら良いのか悩む・・・』というご意見も寄せられます。

いつも私たちスタッフがお伝えさせていただくことは、まずはご使用される方の視点に立って性能を選ばれるということです。いくら便利な性能が備わっていたとしても、レンジフードにお手入れが必要なパーツが多いと、かえって手間が増えてしまいます。フィルターが１枚あるかないかでも差が出ます。あらかじめフィルターのないレンジフードでしたら、掃除の手間も省くことができます。

また、ファンのお手入れをする際に、ワンタッチで着脱が可能なタイプだと、背が高くない方でも楽な姿勢で取り外しができますよね。このようなポイントにも着目して選ばれると、後々の後悔もありません。

この他にも、ショールームに行って実際の商品を確認されることも一つの手段です。機能面の充実さだけではなく、レンジフードの内部や細かい所まで目を通されることで、本当にお手入れがしやすいレンジフードなのかを見極めることができます。内面パネルには汚れがたまりやすい継ぎ目や、拭きにくい角がないかなど、細かい部分は実際の商品を確認してみないと判断ができないので、ぜひ参考にしていただきたいです。

まとめ

レンジフードについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか？レンジフード交換リフォームのお役に立てると幸いです。メーカーごとにお手入れのしやすさや特徴も異なります。それぞれの違いを比較し、お掃除にも悩まないレンジフードを選んでくださいね。

その他、商品や工事について分からない事がありましたら、Robinスタッフまで気軽にご相談ください！

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