床の張替え　フローリングリフォームの種類と特徴　費用や相場を大公開！

こちらも内装リフォーム の定番、床の張り替えの中でも今回は「フローリングリフォーム」について解説します。施工面積や方法、現場条件によって金額は変わりますが、一般的な工事価格など費用などもご紹介します。部屋以外にも廊下などの需要も多くあるフローリングリフォーム。

床といえどさまざまな種類と特性、使用場所に向く向かないがあります。また相場や費用についてもご紹介しますので、抑えておくべきを抑えておきましょう！

床の張り替え、フローリングリフォームの施工方法

床の張り替え、フローリングリフォームには、新たにで張り替える「張り替え」と既存の床材の上に新しい床材などを重ねる「重ね張り」の2つのパターンがあります。

費用は「重ね張り」のほうが安く抑えられます。しかしどちらの施工方法が合うかは、床材の種類や下地の状態によって変わってきます。

床材・フローリングは大きくわけて2種類≪無垢と複合≫

【複合フローリング】

一般的に普及しているフローリングの多くは合板やMDFに①化粧シート(プリント)②挽き板③突板などを接着剤を使用して貼り合わせている複合フローリングです。

化粧シートフローリング

木目のようなプリントをほどこしたシートです。プリントなので、木目だけでなく、石目や柄などバリエーションが豊富です。仕上がりが均一で、お値打ちですし、表面に加工がしてあるものがほとんどで、傷や汚れが付きにくいなどメンテナンスが簡単なのが特徴です。価格もお手頃なので、少しチープに見えるものもありますが、天然木に近い質感や色味をもったものもあり、高級感がでる仕上がりにすることも可能です。

 

挽き板フローリング

天然木を2㎜ほどに薄く切り出したもの。2㎜の板の下は合板のため、無垢材のデメリットである膨張や収縮の影響が少ないのに、無垢材のような質感を味わえ、リーズナブルです。

 

突板フローリング

天然木を0.3㎜ほどに薄くスライスしたもの。とても薄いため、傷がついた際に、下の合板の素材が見えてしまいます。挽き板よりはリーズナブルだが、お手軽に無垢の質感を楽しむことができます。

【無垢フローリング】

接着剤を使用して、張り合わせている合板に対して、一本の原木から直接必要な寸法に切り出した無垢材は接着剤などを使用していません。そのため、ホルムアルデヒドなどのシックハウスの原因などは一切発生することがありません。

調湿効果があり、年中快適に過ごすことができます。経年劣化を楽しむことができますが、それに伴い、定期的なメンテナンスも必要です。（床を育てる楽しさもあり。）

傷、水、汚れには弱く、複合フローリングよりお値段が高いものが多いですが、中にはお値打ちなものもご用意できます

フローリングリフォームの一般的な価格・相場

戸建６帖　フローリング重ね張りフォーム　7.5万円〜（税込）

　一般フロア　7.5万円〜（税込）

　高級フロア　9.5万円〜（税込）

　【工事内容】

　　既存フローリングはそのままで、重ね張りをする単価です。

　　一緒に巾木の交換も可能です。

 

一般フロア とは？

チラシの一般フロアとは〈DAIKEN　デラアート〉を使用します。 お値打ちながらもリアルな銘木柄を再現した化粧シートフロアです。

すり傷がつきにくい・キャスター傷がつきにくい・落下傷がつきにくい・汚れがとれやすいなど、機能も充実しています。 床暖やホットカーペットにも対応しており、ワックスがけも不要なため、お手入れの簡単な床材です。 お部屋の雰囲気に合わせて6種類の柄からお選びいただけます。

（このデラアートは東海地区、限定の商品のためHPに公開されていません。コスパがよいお値打ち商品で、予算重視の方にも安心して使って頂けます。

高級フロアフロアとは？

ここでの高級フロアとは〈LIXIL　ラシッサDフロア〉を使用します。 天然木の樹種ごとの質感をリアルに表現した、化粧シートフロアです。(リアルフットフィール仕上げ)

一般フロアと同様の機能を兼ね備えながら、木目はもちろんのこと、クレイ調やパーケット調・ストライプ調・ヘリボーン調など全20種類の中からお選びいただけ、よりこだわりの詰まったお部屋に仕上がります。

※参考URL LIXIL社　 https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/lasissa_floor/

マンション6帖　フローリング重ね張りリフォーム　L45クラス　8.4万円〜（税込）

　L45クラス　8.4万円〜（税込）

　L40クラス　10.8万円〜（税込）

【工事内容】

　　既存フローリングはそのままで、上に増し貼りをしていきます。一緒に巾木の交換も可能です。

 

 

L45クラスとは？

≪DAIKEN　ハピアオトユカ45Ⅱ ベーシック柄≫　複合フローリング　シートを使用します。

https://www.daiken.jp/flooring/lineup/10100041.html

歩行時の沈み込み感に配慮したマンション用防音床材です。お値打ちながらも、防音性に優れ、汚れや傷がつきにくいなど、機能性も兼ね備えています。

全8種類の中からお選びいただけます。お値打ちにフローリングを貼り換えたい、といったお客様に人気の商品です。

L40クラスとは？

≪DAIKEN　ハピアオトユカ40Ⅱ ベーシック柄≫　複合フローリング　シートを使用します。

https://www.daiken.jp/flooring/lineup/10100037.html

歩行時の沈み込み感に配慮した高い防音性能（LL-40/ΔLL（Ⅰ）－5等級）のあるマンション用防音床材です。

汚れや傷がつきにくいなど、機能性も兼ね備えています。L値は低いほど遮音性能が良いことを示しているため、ハピアオトユカ45Ⅱよりも等級は高くなり、より音は伝わりにくくなります。

全8種類の中からお選びいただけます。

人気のフローリングの種類と費用をご紹介します

Robinでよく使われるフローリングの種類と費用をご紹介します。価格は重ね張りの単価です。面積、現場条件により単価は変動します。あくまで目安とお考えください。（価格は全て税込）

≪DAIKEN　デラアート≫　複合フローリング　シート  7,500円（㎡）

お値打ちながらもリアルな銘木柄を再現した化粧シートフロアです。

すり傷がつきにくい・キャスター傷がつきにくい・落下傷がつきにくい・汚れがとれやすいなど、機能も充実しています。床暖やホットカーペットにも対応しており、ワックスがけも不要なため、お手入れの簡単な床材です。

お部屋の雰囲気に合わせて6種類の柄からお選びいただけます。

とにかくお値打ちに仕上げたい、といったお客様に人気の商品です。

 

≪Panasonic　ベリティス≫　複合フローリング　突板  8,000円（㎡）

https://sumai.panasonic.jp/interior/floor/lineup/flooring.php?name=veritis_w_hardcoat_clear

　マイスターズ・ウッドを使った木味の楽しめる床材に抗ウイルス加工を施したフロアです。表面は突板なので、天然木の風合いが活かされ、ひとつとして同じものがないので表情が楽しくインテリアのアクセントを与えます。色味の濃いウォルナットから、明るい色味のメープルまで全6種類の中からお選びいただけます。

機能性+無垢の質感を楽しみたい、といったお客様に人気の商品です。

≪リクシル　ラシッサDフロア≫　複合フローリング シート　9,500円（㎡）

https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/lasissa_floor/

 

天然木の樹種ごとの質感をリアルに表現した、化粧シートフロアです。(リアルフットフィール仕上げ)

一般フロアと同様の機能を兼ね備えながら、木目はもちろんのこと、クレイ調やパーケット調・ストライプ調・ヘリボーン調など全20種類の中からお選びいただけ、よりこだわりの詰まったお部屋に仕上がります

たくさんの種類の中から選びたい、機能性を十分に持たせたうえで、天然木を感じたい、といったお客様に人気の商品です。

≪丸玉木材　ニドムエコ≫　複合フローリング　7,200円（㎡）

http://www.marutama-ind.com/products/files/doc01.pdf

高山本店で多く使用されているのが丸玉木材のニドムエコです。傷や汚れがつきにくい加工がしてあり、価格も抑え目にできる人気の商品です

 

≪Jackフローリング　サクラ≫　無垢フローリング　7,000円（㎡）※無垢材最安

　複合フローリング程のお値段で無垢フローリングを施工することができます。

 

サクラ材はピンク系色で、特に寸法安定性に優れ、おとなしい杢目が特徴です。自然オイルが塗装された状態で納品されますので、施工後の塗装も必要なし（※メンテナンスは必要です）

サクラの他にカバ、クルミ、クリ、ナラをご選択いただけますの、木目や質感、お部屋の雰囲気に合わせてお選びください。

無垢材気になっているけど、高いんじゃない？と思われていたお客様、デラアートの1割増し程で無垢材にすることができますので是非ご検討ください。

値段の割に仕上がりが良い、と施工したお客様からはご好評をいただいております。

 

≪パイン　無垢フローリング30㎜厚≫　無垢＋現場塗装　9,200円（㎡）

　ロビンの新築のほとんどが30㎜厚の無垢フローリングを採用しています。パイン材は柔らかく温かみがあり、節や木目の素朴さがあります。年数が経つと飴色に変わり、愛着と独特の風合いがでます。

　仕上げにはロビンナチュラルオイルを使用します。ロビンナチュラルオイルは自然由来の植物性オイルです。木にとてもなじみやすく、無垢フローリングを長持ちさせてくれます。

≪ナガイ　無垢フローリング　ソリッドユニオーク≫無垢フローリング　14,900円（㎡）

https://www.nagai.co.jp/webcatalogue/floor/solid_uni.html

フィンガージョイントユニタイプ。選りすぐりの木材のみを厳選した商品で特にオークが人気です。
植物性オイルを使用していますので、自然の風合いを損なうことなく暖かな木の質感はそのまま。１階の床施工をしたお客様が２階もやってほしいというリピートがある商品です

マンション用フローリングについて

　マンションなどの集合住宅では上下階に対する生活音（歩行や飛び跳ねなど）の配慮が必要になります。管理組合の規約によって性能や条件(L値等)が決められている場合がほとんどですので、工事の際は必ず確認をしましょう。

≪L値とは？≫

上階の床で生じる音が下の階でどの程度に聞こえるのかの基準として、決められている遮音等級をL値（エルち）またはL等級（エルとうきゅう）といい、音の伝わりにくさを表しています。このL値は数字が小さいほど、遮音性能がよいことを示しています。

 

≪2種類の工法≫

【直張り】

コンクリートスラブの上に直接床材を張っていきます。下地が強度であることが重要です。

緩衝材のついた専用のフローリング材を使用します

 

【二重床】

遮音性能を高めるために、直接床材を張るのではなく、専用の脚とバネルでもう１つ床を作りその上仕上げの床材を張っていく工法です。全てのフローリング材をお選びいただけます。床が2重になるので、配管などを通すことができ、マンションなどでも間取りの変更などが可能となりますが、床が上がるので天井は低くなります。

Robinで人気のマンション用フローリング

≪DAIKEN　ハピアオトユカ45Ⅱ ベーシック柄≫複合フローリング　シート　8,500円（㎡）

https://www.daiken.jp/flooring/lineup/10100041.html

歩行時の沈み込み感に配慮したマンション用防音床材です。お値打ちながらも、防音性に優れ、汚れや傷がつきにくいなど、機能性も兼ね備えています。

全8種類の中からお選びいただけます。お値打ちにフローリングを貼り換えたい、といったお客様に人気の商品です。

≪朝日ウッドテック　ライブナチュラルプレミアムRUSTIC≫複合フローリング　挽き板　23,000円（㎡）

https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/livenaturalpremium/

 

天然木の持つ節や白太などの個性を味わっていただけるマンション用の直貼りフローリングです。床暖房にも対応しています。

 

(一社)抗菌製品技術協議会（SIAA）による 「SIAA抗ウイルスマーク」と「SIAA抗菌マーク」を天然木フローリング、複合フローリングとして日本で初めて取得しています

全5種類の中からお選びいただけます。マンションでも無垢材の風合いを味わいたい、といった方にオススメです。

 

今回は数あるフローリングの中から、価格的にお値打ちなものからおすすめの商品をご紹介しました。選ぶ際にはサンプルなどで色や風合いを確認してください。

予算重視なら複層フローリング、質感を重視するなら無垢がオススメです