岐阜のリフォーム・リノベーションならRobin(ロビン)
イベント情報 カタログ資料請求
リノベーション
高山本店 0120-157-127 岐阜支店 0120-620-722
家と暮らしのコラム
TOP > 家と暮らしのコラム > 換気の重要性 シックハウス症候群とコロナ陽性者対策
住まいのアイデア
2023.01.09

換気の重要性 シックハウス症候群とコロナ陽性者対策

リフォーム シックハウス症候群 カビ ダニ

今回はお家が原因となり、住む人の健康に影響を及ぼすシックハウス症候群について解説していきます。シックハウスの原因は化学物質だけでなく、アレルギーの原因となるダニやカビ、空気の流れの悪さなどが考えられます。対策となる換気について、ちょっと詳しくなっていただける内容となっています。また、同じく換気が必要なコロナ陽性者対策についてもご紹介いたしますので、これを機に冬場の換気についてご一考いただけますと幸いです。

シックハウス症候群について

シックハウス症候群とは、家の建材や家具、室内環境などが原因で健康に影響が及ぶ病気の総称です。シックハウスの原因は様々で、カビ・菌やアレルギー物質、化学物質や家の構造的な問題などがあげられます。頭痛やめまい、気分の悪さや耳鳴りなど症状は多岐に及びますが、そのお家から離れると症状が軽くなることが特徴です。化学物質が原因の場合は、お部屋の気温が高くなった際により症状が顕著になる事もあります。

化学物質過敏症

建物の壁や床、接着剤から塗料に至るまで、家屋には多くの化学物質が使用されています。それらの化学物質は汚れ防止や機能性、美観に関わるものなど様々な目的で採用されています。一切使わずに家を建てることは、現代において不可能と言えるまで多くの建材が化学物質を使用しています。建材に限らず、身の回りの家具や電子機器にも多くの化学品が使われています。化学品なしに現代の便利で清潔な暮らしは実現しません。

しかし一方で、一部の化学物質(トルエンやホルムアルデヒド等の有機溶剤)は、発がん性などの問題点が指摘されています。それらの使用は法律により厳しく制限もしくは禁止されています。しかし海外製の家具や建材、法律が定められる前に建てられたお家などには、それらの化学物質が使用されているケースも。また、スキマの多い旧来の木造住宅を高気密化した際に、今までは外へ空気と一緒に流れていた化学物質が排出されなくなり、シックハウス症候群を発症する場合もあるようです

。指定された化学物質程の毒性はなくとも、においで気分が悪くなったりする場合もあるため、そのような経験がある場合はリフォーム会社に事前に相談すると良いでしょう。化学物質によっては住み始めて数年以上たっても消えないものもあるため、注意が必要です。

カビ・ダニなどが原因のシックハウス症候群

カビの原因は湿気や結露。一度濡れるとなかなか乾きづらい北側の壁面や屋根裏、窓やサッシなどが原因としてあげられます。引き起こされる症状としては、感染症やアレルギー、カビ毒による中毒です。カビ毒は直ちに健康被害として現れることは少ないですが、長期間摂取することにより肝障害、腎障害、消化器系障害などを起こします。室内に目視できるほどのカビが存在する場合は、そこから放たれる胞子を直接吸引するだけでなく、食品などを通して体内に取り込み続けることになります。一日を通して濡れっぱなしになるような場所を作らないようにすることが大切です。

一方、ダニの増殖する環境は、温度が20℃〜30℃、湿度が60〜80%で皮脂や食べ物のカスなどの有機物が存在する空間です。室内の湿度が低くとも、カーペットの裏側等、保湿・保温された環境だとダニにとって快適となります。ダニは嚙まれると強いかゆみを引き起こすだけでなく、その死骸や糞を吸引することでアレルギー症状を引き起こすことで有名です。計算されて取り付けられた換気設備や、しっかりとした断熱、小まめな掃除やカーペットなどの天日干しが効果的です。

危険な室内ダニの種類イエダニ・ヒョウヒダニ

室内ダニの中でも割合は1%と非常に低いですが、イエダニは強力なかゆみや傷みを引き起こすダニです。ネズミを媒介にして移動する習性があり、宿主が死ぬと、人を吸血する場合もあります。岐阜県は緑豊かな県ですが、農地などからネズミが家屋に浸入する場合も。イエダニの駆除はネズミ駆除と同時に行ってください。

ヒョウヒダニは、一般家庭に潜む、主に荒れる―症状を引き起こすダニです。このダニの市街や糞がアレルゲンとなり、目のかゆみ、鼻水、せき、湿疹などを引き起こします。食べこぼしや皮脂などが餌になりますので、小まめなお掃除や、布団・カーペットの天日干しが効果的です。

結露・カビ対策に有効な内窓

引用:YKKAP HP

もしお家の窓に結露が頻繁に発生し、カビなどの温床になっている場合は、内窓をご検討ください。一般的なアルミサッシの単板ガラスの断熱性は極めて低く、外気の温度をそのまま伝えてしまいます。お部屋との温度差が大きくなればなるほど、結露は発生しやすくなります。

お部屋の温度が25℃ほど、外気が0℃の窓は、キンキンに冷えたアルミ缶と、氷の入ったガラスコップを夏場のテーブルに放置するのと同じ。結露がアルミ缶やガラスの表面にすぐ付着しますよね。しかし、保温タンブラーや二重構造のガラスコップだと、そのような結露は発生しません。その理由は、カップの素材と素材の間に介在する空気が、目に見えない断熱材として機能しているからです。実は空気の断熱性能は、数ある素材の中でも最強クラス。二重窓は二重構造のガラスコップと同じく窓と窓の間に空気の層を一度挟むことで、強力な断熱効果を発揮します。そのため、お部屋の温度と室内の空気に触れる内窓の温度差が少なくなり、結露が発生しづらくなります。

ロビンのシックハウス対策

お家を作る材料については、現在Robinを含めた多くのハウスメーカーがすでに対策済みとなっております。Robinでは法定基準はもちろん遵守した上で、工事内容や現場環境に応じ換気計画をしっかりと立てシックハウスの対策を行っています。建材にはF☆☆☆☆(Fフォースター)と呼ばれる、JISまたは国土交通大臣の認定を受けたシックハウス対策最上級の材料を使用していますので、ご安心ください。

F☆☆☆☆について、詳しい技術資料や認定についてはこちら(国土交通省 建築基準法に基づくシックハウス対策について

換気不足による冬場の一酸化炭素中毒

一酸化炭素は無色無臭の気体です。酸素の代わりに血液に溶け込み酸素を取り込むことを邪魔するので、体内で酸欠を引き起こします。疲労感、めまいや吐き気を感じ、失神などに繋がる場合もあります。最悪死に至る可能性もある恐ろしい中毒です。十分な換気が行われていない空間で燃焼を伴う機器を使用すると中毒の危険があります。特に、古くなった機械や燃焼が不完全燃焼が発生しやすい状態だとより多く一酸化炭素は生成されます。

対策は機器の定めた換気頻度を守る事と、正しく設計された換気システムの導入です。一般的には、十分な換気が行えるよう、お家の広さや気密性に応じて適切な換気システムが組み込まれます。ただし、古い住宅などをリフォームし、高気密住宅へと転換した場合は、しっかりと換気をすることをオススメします。もちろん、寒いからといった理由で換気口をふさいでしまうのは言語道断です。そのような場合、たとえ新築であったとしても、ご自宅は見えない所で身体をむしばむ、シックハウスとなってしまいます。

シックハウス症候群における換気の重要性

古い日本家屋などは家のあちこちに小さな隙間があり、風通しが良い仕組みになっています。逆に最近の住居は冷暖房の効率を重視し気密性が高い傾向にあります。気密性の高い住宅は花粉やほこり、虫などの侵入を最小限に防ぐことができ非常に優秀なのですが、同時に空気の停滞や汚染物質の排出が困難になるというデメリットも生まれてしまうのです。

Robinでは全面改装を含む大きな改築を行う際、気密性と排気のバランスをとった住居設計を心がけています。しかしながら、意識的な換気も重要です。冬にガスファンヒーターや、石油ストーブを使用されるご家庭も多いかと思います。燃焼を伴う製品から排出される一酸化炭素も、シックハウス症候群の原因の一つ。各暖房製品に記載の換気の頻度を守り、1時間に5分程度は窓を2つ以上開けてしっかりと換気しましょう。

窓を開けずとも、キッチンの換気扇を長めに回すといったことも効果的です。ただしお風呂や給湯器の排気口近くの窓を開ける場合は、注意が必要。換気扇を使用した時に、給湯器の排気口から排出される一酸化炭素や排気ガスが部屋の中に逆流する危険があるためです。事前に確認しておくと安心ですね。ホコリや花粉などは空気清浄機等で対応することが可能ですが、室内の化学物質や一酸化炭素については、換気が一番と覚えて頂ければ幸いです。

家庭でコロナ感染者が出てしまった場合の対策

換気の話ついでに、同じく換気が重要なコロナ陽性者が家庭から出てしまった場合の対策も一緒におさらいしておきましょう。

厚生労働省によると、下記の対策が効果的とされています。

“ 1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
  2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
  3.できるだけ全員がマスクを使用する
  4.小まめにうがい・手洗いをする
  5.日中はできるだけ換気をする。
  6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
  7.汚れたリネン、衣服を洗濯する
  8.ゴミは密閉して捨てる”

特に1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分けるという点については、以下のように説明されています。

“感染者が療養する部屋と他の家族がいる部屋をできるだけ分けます。窓があるなど、換気の良い個室とする。感染者は極力部屋から出ないようにして、人との接触を減らすことが大切です。感染者の行動を制限し、共有スペース(トイレ、バスルームなど)の利用を最小限とし、その換気を十分に行う(窓をしばらく開けたままにするなど)。

小さなお子さんがいる、部屋数が少ない、といった理由で、部屋を分けることができない場合でも、感染者から少なくとも2m以上の距離を保つことや仕切りやカーテンなどを設置し、ウイルスが飛沫して感染する可能性を少しでも減らしておきましょう。食事、眠るときも別室にするのが理想です。同じ部屋で寝るときは、頭が向き合うように枕の位置をそろえて並んで寝るのではなく、互い違いにするだけでも、感染者の顔からの距離がとれるようになります。”

引用:新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)

 

まとめ

今回はシックハウス症候群と一緒に、同じく換気が効果的なコロナ感染者対策についてご紹介いたしました。シックハウス症候群やコロナをただ怖がるのではなく、対策をきちんととった上で安心して暮らすことが一番大切です。Robinでは家族が安心して暮らせる家を、お客様と一緒に相談を重ねながら造っていきたいと考えています。リフォームやリノベーション、新築をご検討されている方は、お気兼ねなくロビンへお問い合わせください。サイト上部の電話番号やLINE相談も受け付けています。お近くのロビン店舗へお越しいただければ、直接お悩みをお伺いすることも可能です。お気兼ねなくご連絡およびご来店ください。

関連記事

記事に関連したコラム

意外と知らない「窓」についてのお話
窓周りの建材についてご紹介

(文責 坂田 陵)

SERVICE

ロビンのリフォーム・リノベーションサービス一覧

ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。

Robinについて
SERVICE

ロビンのリフォーム・リノベーションサービス一覧

ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。

MAINTENANCE

リフォーム・リノベーションのアフターサービス

ロビンが掲げる「顧客中心主義」は、リフォーム・リノベーションお引渡し後のアフターサービスに現れています。お客様から安心してリフォームをお任せいただけるように、メンテナンスプラン・保証・オーナー様サポートを充実させています。

SERVICE

リフォーム・リノベーションの関連サービス

ロビンは岐阜県内におけるリフォーム・リノベーション以外にも、
外壁塗装、店舗設計・店舗リフォーム、エアコン修理交換、岐阜県内の
不動産売買仲介など住まいに関わるご相談をワンストップでお受けしております。

ハルビアサウナショールーム大垣
Robin 外壁・屋根塗装
テンポリノベ岐阜
ロビン不動産査定
ロビン不動産 高山店
ロビン不動産 岐阜店
資料請求 資料請求 来店相談 来店相談
OUR SNS

リフォーム・リノベーションの公式SNSアカウント

岐阜県のリフォーム・リノベーション実例のルームツアーや施工事例紹介、リフォームお役立ち情報をInstagramとYoutube公式チャンネルで発信中。
LINE、Facebook、Twitter、Pinterestでもリフォーム情報を発信していますのでぜひフォローをして最新情報をGETしましょう!

instagram pintarest youtube line facebook twitter