
2階には元々キッチンがありましたがサイズが小さかったため、サイズをアップしてペニンシュラタイプに変更。元々あった吊戸棚も撤去し開放感のあるLDKになりました。
元々はベーシックでシンプルな内装のLDKでしたが、デザインをガラッと変えて奥様好みのナチュラルテイストに。「新婚旅行で訪れて以来大好きな国」というフィンランドの雰囲気を参考にしました。水廻りのデザインは、お施主様支給の照明や水栓・洗面ボウルにあわせてパリのテイストに。洗面台や手洗いはタイルをアクセントに取り入れて造ったオーダー品。パントリーや水廻りの入り口は家型にデザイン、建具を設けず部屋をつなぎ空間を広く感じるようプランしました。
ハウスメーカーで立てた軽量鉄骨の建物だったため、窓の位置は変更できないという条件がありました。お風呂を新設するため、元々納戸のあったスペースの一部にトイレを移動、トイレのあった場所のサッシ位置に合わせお風呂を新設しました。配管を通すため床の高さを10cmほど確保する必要がありましたが、お風呂への入り口と脱衣場の入り口で段差を2段に分け動線への影響を少なく抑えました。