タンクレストイレって後悔するの？選ばれる理由と注意すべき点をわかりやすくご紹介！

毎日、家の中で必ず家族全員が使う空間・・・それは「トイレ」です。毎日何度も使う空間なので、トイレが快適だと気持ちまで清々しくなりそうです。

例えば現在、洋式トイレをご使用の方へ。設置して10年ほど経つと、汚れが落ちにくかったり、トイレ内が狭く、手が届かずに掃除するのが大変というお悩みはございませんか？

また現在、和式トイレをご使用の方で「近いうちにリフォームしたい」とお考えの方にも、ぜひおすすめしたいのが『タンクレスタイプ』のトイレです！今回はデザインだけじゃない、人気のタンクレストイレについて詳しく解説します。

 

タンクレストイレとは

「タンクレストイレ」とはその名の通り、便器の後ろ側に水を貯めるタンクがない、便器と便座が一体型になっているトイレのことを言います。水道直結型の構造なので、水道の水圧によって排水する仕組みになっています。

一方でタンク式トイレは、便器、便座、タンクの3つで構成されており、一度タンクにためた水を一気に流すことで洗浄します。

このようにタンクレスとタンク式の違いは一目瞭然ですが、一見タンクレスのようでも、実際はタンク式トイレという商品もあります。TOTOのGGは便器、便座、タンクが一体型のトイレで、ローシルエットでコンパクトな見た目はまるでタンクレストイレです。

 

タンクレストイレが選ばれる理由

年間300件以上トイレリフォームをしているロビンスタッフに、タンクレストイレの魅力について聞いてみました！

トイレ空間が広くなる

今まであったタンクの分だけ幅、奥行、高さにも余裕が出るため、トイレ空間が広くなります。空間にゆとりが生まれることで、見た目もスッキリとした印象になります。

 

タンク式トイレの時に感じていた、トイレ掃除のしづらさや、収納スペースのお悩みなども、トイレ空間が広くなることで解消されます。                                                 

デザイン性が高い

タンクレストイレは高いデザイン性と多彩なラインナップが特長で、「気持ちよく清潔で使いやすい」という空間を作ることができます。

また、トイレはご家族だけでなく、来客時にはお客様が使う場所でもあります。トイレがどんな空間なのかで、お客様がお家に対して感じる印象も随分と変わります。おしゃれで清潔感があり、「我が家もこんなトイレにしたい」と感じていただけると嬉しいですよね。

連続使用が可能

水道直結型なので水を連続で流すことができます。タンク式トイレの場合は、タンクに水がたまらないと流すことができないため、水が溜まるまで待つ必要があります。

便利機能が多い

タンクレストイレには清掃性や節約性能、汚れ防止、除菌機能など便利機能が搭載されています。これにより、便器や便座を清潔に保つことが出来るだけではなく、普段のお掃除も楽になるという嬉しい機能が満載です。

便利機能は各メーカーによっても特長があり異なりますので、詳しい解説は「おすすめ商品の紹介」でご紹介します。

リフォーム前に注意すべき点

タンクレストイレが選ばれる理由をご紹介しましたが、リフォームにあたり注意点や事前確認が必要な場合もあります。

手洗器がついていない

タンクレストイレには手洗器がついていないため、トイレ内に別途設置しないといけません。設置によってかえって空間内が狭くなる、トイレ本体の設置とは別に手洗器の設置費用や工事が必要になるということがあげられます。

一方で手洗器を別途設置することで、タンクの上で手を洗うよりも受け皿が広い洗面ボウルで、十分な水量で手が洗えるようになります。タンクの上で手を洗う時のように水が飛び散る心配もありません。また、自分の好きなデザインの手洗器を選んで設置できるという楽しみもあります。もし手洗器の設置を考える場合はスペースが確保できるのか、事前に確認されることをおすすめします。

水圧によって設置できない場合がある

水道直結型で水圧によって排水する仕組みのため、水圧が弱いと設置できない場合があります。例えば戸建の2階以上やマンションなどが該当します。そのため設置前には確認必要です。

しかし、アイテムによっては設置可能な場合もあります。Panasonicの「アラウーノ」は2階や高台のお住まいにも設置ができるため、こちらについては【おすすめ商品の紹介】で詳しく解説します。

便座やウォシュレットの交換が難しい

タンクレストイレは便器と便座が一体型なので、故障した場合は便器全体での修理、交換になってしいます。そのため、保証内容も事前にしっかりと確認しましょう。

リフォーム費用と工事の流れ

タンク付きトイレからタンクレストイレへ交換する場合、工事費込みで約20万円からとなります。（※便器の交換のみで、手洗器設置、床やクロスの張り替えがある場合は別途費用がかかります）工事の流れは以下の通りです。

まずは養生から行います。工事中はゴミの飛散や汚れ・傷など、注意していても発生する場合がありますので、工事には欠かせない工程です。

トイレを外す前に水道の元栓、トイレの止水栓を締めます。タンクに溜まっている水を全て流し、その後便座、タンク、便器の順に外していきます。便器にも水が溜まっていますので、外す際は傾けたりしながら排水させます。全て外し終えたら、排水部品の取付けとトイレ設備の搬入、組み立てを行います。既存の止水栓は新しいトイレにした際に使用できないので、新しいトイレに同包されている止水栓と交換をします。

すべての作業が終わったら、元栓と止水栓をあけ、うまく流れるか、水漏れはないかなどの動作確認をし、養生撤去と掃除をしたら完成です。トイレの交換だけであれば約2時間で完了します。（※工事の規模や内容により費用や期間も異なるため、あくまでも目安となります。）

 

施工事例紹介

ロビンでお任せいただいたトイレのリフォーム事例ですので、ぜひご参考ください。

お客様にも気持ちよく使ってもらいたい！トイレリフォーム/約30万円

 

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トイレリフォームの費用・相場に関するコラムはこちら

トイレリフォームの費用や相場と工事期間　価格別の施工事例を大公開！

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おすすめ商品の紹介

TOTO　ネオレスト

 

ネオレストは奥行コンパクトですっきりとした見た目で、以下の特長があります。

「きれい除菌水」で汚れを抑える

 

使うたびに「きれい除菌水（※1）」をふきかけるので、汚れのもとになる菌を除菌するので、黒ずみや輪じみの発生も抑えて美しさを保ちます。

（※1　水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分（次亜塩素酸）を含む水）

便器もノズルも自動除菌

使用前に便器内に自動ふきかけ汚れをつきにくくする「プレミスト」や、ノズルの内側外側を自動洗浄・除菌する「ノズルきれい」機能で清潔さを保ちます。

平滑性のある陶器表面が汚れを落とす

セフィオンテクとというTOTO独自開発の技術で、陶器表面の凹凸を100万分の1㎜のナノレベルで仕上げているので、汚れもツルッと落ちます。

フチなし形状でお手入れが簡単

便器はフチなし形状で、便器と便座の段差を抑えたデザインなので凹凸が少なく楽にお掃除できるのも魅力です。

LIXIL　サティスS

LIXILのサティスSは世界最小クラスのコンパクトサイズでありながら先進機能が搭載されており、以下の特長があります。

 

プラズマクラスターイオンでまるごと除菌

プラズマクラスターイオンが水のかからない便座裏や便器内の隅々まで行きわたり、浮遊カビ菌や付着菌を除菌します。

キレイノズルでお掃除ラクラク

ノズルは使用後、銀イオンでしっかり洗浄されます。洗い流すだけではなく、銀イオンの力で除菌して菌の繁殖も防ぎます。また、ノズル先端の着脱ができるので、汚れた際には簡単に交換して清潔に保つことができます。

より広い空間を実現　

シンプルにそぎ落としたデザインで、従来のタンク付きトイレ（※奥行790㎜）と比較すると140㎜短い奥行き650㎜により、前方や上方の空間が広く使えるので、さまざまなスタイルのトイレ空間を作ることができます。

フチレス形状でお掃除らくらく

フチを丸ごとなくしたデザインなので、お掃除はサッとひと拭きで簡単に終わります。

アクアセラミックできれいさを保つ

100年クリーン（※1）「アクアセラミック」という衛生陶器で、従来の衛生陶器ではできなかった「ガンコな水アカ」も「汚れ」もどちらも落とすことができ、お掃除もラクラクです。キズが付きにくく、銀イオンのパワーで細菌の繁殖も抑えるという特長もあります。

【（※1）同一部位の摩擦回数2往復で年間365日お掃除した場合。お掃除ブラシで約7万回（100年相当）の往復を想定】

Panasonic　アラウーノS160

TOTO、LIXILと比べて後発的なモデルであるPanasonicの「アラウーノシリーズ」ですが、以下の特長があります。

泡洗浄で汚れを落とす

なんと言っても特徴的なのは泡による洗浄方式です。市販の台所用中性洗剤を使用し、泡を生させて汚れを落とします。

トリプル汚れガード

泡のクッションで受け止める「ハネガード」、外側に設けられた高さ約3㎜のフチの立ち上がれを抑える「タレガード」、便座と便器の合わせ技で漏れをおさえる「モレガード」により、床や壁などへの汚れを抑えることができます。

スゴピカ素材で汚れに強い

Panasonicが独自に開発した「スゴピカ素材」は有機ガラス系の素材で、ぬめりや黒ずみの原因となる水アカがつきにくいため、汚れがたまりにくいです。隙間や段差がほとんどない設計なので、汚れもたまりにくく、楽にお掃除ができます。

低水圧に対応

ターントラップ式（※1）で最低水圧0.05MPa（流動時）を実現したことにより、2階や高台のお住まいにも設置ができます。給水管が便器に直結しているため、加圧ポンプなしでも低水圧に対応できる仕組みとなっています。（※条件によっては設置できない場合もありますので、設置前の水圧確認は必須です）

 

（※1）通常は排水路が上を向いて水を溜めている状態ですが、洗浄の際には排水路が下向きに回転し、全ての水をムダなく作り一気に排出する仕組みです。

まとめ

トイレは毎日必ず使用する空間なので、故障すると生活も不便になり、時間をかけてじっくり検討する余裕もなくなってしまいます。「もう少しじっくり検討ができればよかった」、「ああすればよかった・・・」とリフォーム後に後悔しないためにも、気になる症状が出てきたら、早めにご検討されることをおすすめします。さらに詳しい情報や工事のご相談などは、弊社スタッフまで気軽にお問合せくださいね。