岐阜のリフォーム・リノベーションならRobin(ロビン)
イベント情報 カタログ資料請求
リノベーション
高山本店 0120-157-127 岐阜支店 0120-620-722
家と暮らしのコラム
TOP > 家と暮らしのコラム > 外壁の劣化サインを見逃さないために!塗り替えの目安となる症状や注意点をご紹介
住まいのアイデア
2022.01.31

外壁の劣化サインを見逃さないために!塗り替えの目安となる症状や注意点をご紹介

新築して10年くらい経過すると、そろそろ住まいにもお悩みや困りごとが表れ始め、メンテナンスをご検討される時期だと思います。頻繁に使う場所であれば不具合にも早く気付けますが、お家の外壁ですといかがでしょうか?

毎日何気なく目にしているご自宅の外壁ですが、家を一周しっかりと見ることはほとんど無いので、気付いた時には劣化が進んでいたということも。また、汚れや劣化が気になっていても、大きな費用がかかるのでついつい後回しに・・・という声もお聞きします。

今回は外壁リフォームを見極めるポイントについて解説します。ご自身で簡単にできるセルフチェックもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

外壁材の種類と特徴

外壁材にはいくつか種類があります。見た目はもちろんのこと、性能や塗装の目安なども異なってきますので、外壁材の種類ごとに解説したいと思います。

モルタル

モルタルは砂とセメントを水で混ぜ合わせ、コテで塗りつけた外壁材です。モルタル下地で使用するラス網という金属に塗りつけるため、強度は高いです。防水性にも強いですが、防水機能が切れると傷みの進行は早いです。塗装目安は8~10年です。

窯業系サイディングボード

窯業系サイディングボードはセメントに繊維質を混ぜて形成された外壁材です。表面はタイル、レンガ、木目模様などがあります。一見塗装の必要が無いようにも思われがちですが、主原料がセメントのため、素材自体には防水性がありません。防水効果は表面の塗装によって保たれているため、防水効果が切れると劣化も早いです。塗装目安は7~8年です。

窯業系パネルボード

窯業系パネルボードは石膏とセメントなどを固めたボードで、木質チップなどの含有のあるものです。パネル状の外壁材で、目地と呼ばれるつなぎ目のコーキングが少ないため、傷みは少ないです。素材は石膏とセメントを混ぜ合わせたものが多いため強度は高いですが、水を吸い続けると弱いです。木質のチップなどが含有するものは耐久性も高いです。塗装目安は8~10年です。

トタン

金属素材のサイディングボードで、表面に亜鉛メッキを施した鋼板です。金属素材なので防水性は抜群です。美観や断熱性の問題を気にしなければ耐久性の高い外壁材です。塗装目安は10~15年です。

金属系サイディングボード

材質にはスチール・アルミ・ガルバリウムなどがあり、金属鋼板の裏側に断熱材がついていることで強度を補います。他の外壁材と比べると、軽くて耐久年数が長く、お手入れが少ない外壁材です。塗装目安は10~15年です。

ALCボード

ALCボードは、珪石・セメント・生石灰・発泡剤のアルミ粉末を主原料とした、軽量気泡コンクリートです。耐火性や耐震性に強いですが、長期間放置すると凍害により内部からボロボロになります。また、お手入れが遅くなると再塗装は不可です。塗装目安は10~15年です。

コンクリート

コンクリートはセメント・砂・砂利に水を混ぜ合わせた外壁材です。強度は最も高いですが、古い建物ですと水が内部に廻って専門的な改修が必要になります。塗装目安は15~20年です。


どの外壁材にもそれぞれ特徴や強みがありますが、共通して言えることは、どれも劣化や傷みが出てきたら補修や塗り替えは避けられません。外壁材の特徴や傷みの状態に応じてメンテナンスも必要になるということをおさえていただきたいです。

外壁の劣化のサインと原因

久しぶりに外壁をよく見てみると、「こんなにも傷んでいるとは思わなかった」という声も少なくありません。では実際に外壁にどんな症状が見られたら、外壁の塗り替え検討し始めないといけないのか。劣化の兆しといえる症状を紹介します。

こんな症状が見られたら要注意!

クラック

クラックとは外壁の表面に発生したひび割れや亀裂のことをいいます。はじめは「ヘアークラック」といい、髪の毛ほどの細いひび割れが発生しますが、放置しておくと徐々に太くなり、壁内に水が廻るほどのひび割れになります。クラックは窓の周りや建物の隅から発生しやすいです。

クラック

褪色

褪色とは「色あせ」のことです。外壁の塗装は紫外線劣化により、年々白っぽく色あせていきます。これは塗膜の防水性が切れていることも意味します。

褪色

外壁材の浮き・反り

窯業系のサイディングやパネルボードなどは吸水性があるため、塗膜の防水が切れてくると吸水や乾燥を繰り返します。それにより外壁材の浮き上がり、反ってくるということが起きます。ひどくなるとボード自体が割れ出します。

チョーキング

外壁を触ると手に白い粉が付く現象のことを指します。褪色と同じで、紫外線劣化により塗膜が粉を吹いてきます。チョーキング現象が起きてくると、光沢も大きく損なわれ、防水性も失われるため、カビ汚れによる汚染も進んでしまいます。

チョーキング

カビの発生

カビの種類には、青カビ・黒カビ・赤カビなどがありますが、塗膜の防水性が失われてくると雨水を含み、常に湿っているような状態になります。これにより緑色や黒色のカビが発生し、外壁の傷みへとつながります。

カビの発生

爆裂

爆裂とは寒冷地に多い凍害の症状で、外壁がボロボロに剥がれ落ちてくることを指します。

爆裂

窯業系の外壁材は冬期に吸い込んだ雨水が内部で凍結を起こし、素材自体を侵してしまいます。窯業系の外壁材は爆裂の症状が出てくると再塗装は難しく、金属サイディング貼り工事などの検討が必要になってきます。

サビによる腐食

金属系外壁材はサビによる腐食に注意が必要です。真っ赤に錆びてくると、素材を侵しているので、再塗装してもきれいには仕上がりません。

サビ

コーキングの劣化

サイディングボードは目地やつなぎ合わせ部分がコーキングにより処理されています。

コーキングの劣化

コーキングは早いものだと5年くらいで収縮して隙間が出てきます。劣化が始まれば雨漏りにも繋がりますので、隙間が出てきたらコーキングの打ち替えが必要です。

以上が外壁の傷みのサインです。中でもクラック、チョーキング、サビによる腐食、コーキングの劣化はご自身でも簡単にセルフチェックで確認することができます。ご自宅の外壁にどれか一つでも該当する症状が見られたら、そろそろ塗り替えのサインということになります。

セルフチェックを行うメリット

劣化症状の知識を身に着けるということは、いざリフォームを検討し始める時にもしっかりと役に立つのです。工事内容の説明を受ける時にも、事前に心づもりができていれば、説明にも信憑性があり、安心して工事を任せることができます。リフォームを成功させるための第一歩にもなりますので、まずはご自宅の外壁にもこのような症状が出ていないか確認してみましょう。      

 外壁の塗り替えが必要な理由

Robinでは外壁の概念を、耐水・防水・美観、この3本柱を基本としています。

耐水

塗装により、雨風が当たっても外壁にしみ込まず、流れ落としてくれる効果があります。

防水

紫外線や雨風に晒されているため、外壁は経年劣化で防水機能も低下していきます。定期的な塗り替えや補修を行うことで、防水機能を維持することが大切です。

美観

見た目を整えて、家の美観を維持することを指します。 

外壁の塗り替えと聞くと、「見た目を綺麗にするため」と思われる方も当然多いかと思いますが、やはり一番は「住まいを守る」ということです。これは生活の安心、安全を保つことにも繋がります。大切なお家に長く住み続けるためにも、定期的なメンテナンスは欠かせないのです。 

劣化が見られた場合の対策

ここまで外壁材の種類や劣化症状について解説をました。暮らしに支障が出るような症状が無ければ、すぐに補修しなくても大丈夫では?と思われがちですが、これが後々大きなダメージとなってしまうのです。外壁の劣化を放置すると、住まいにも様々な影響が出てきます。

例えば、外壁のひび割れから水分が内部に侵入することで、躯体の腐食や水漏れなど、深刻な被害を引き起こします。また、劣化が進行することによって、工期も費用も余分にかかってしまいますので、そういった理由からも早めの対策が大切です。

 では、外壁の傷みや劣化に気づいたら具体的に何から始めたらいいのか?Robinでは外壁のプロが診断する、住宅診断を受けていただくことをお勧めしております。

住宅診断イメージ

住まいの現在の状態をいくつもの項目に沿って細かくチェックするという、言わば住まいの「健康診断」を行います。お家がどんな状態で、どんな工事が必要なのかをお伝えします。住宅診断は以下の流れで行います。

まず初めに基礎を調査します。大まかに建物外周を打診棒でコンクリートに浮きがないか、また目視でひび割れなどないかを調べます。基礎を調べる理由は、建物が塗装できるかどうか判断するためです。基礎がボロボロで数年後に傾くかもしれない建物の場合は塗装どころではありません。基礎が健康だという事を確認しないうちに塗装を進めるのは危険だという事です。

基礎をよく調べた上で、各検査項目に沿ってさらに詳しく検査を行います。

打診試験では壁に浮きがないか打診棒で叩いて調べます。浮いていると塗装ができない場合もあります。また、水分計にて外壁材の吸水率を確認し、傷みがないかを確認します。ひび割れの箇所には塗装前に補修が必要になるため、拡大スコープを使って肉眼では見えない外壁の状態まで確認します。

住宅診断

コーキングの劣化状態を確認しています

外壁がサイディングボードの場合は通気工法の確認を行います。サイディングボードが壁に直接貼られていないかを調べます。直接貼られていると塗装ができません。裏側の湿気が抜けず塗装が剥がれる原因になります。また、傷んだコーキングの目地の深さも測定します。十分な深さが無いと打ち替え時に強度がでない可能性があります。

外壁の状態はセルフチェックである程度は把握できたとしても、下地や内部の状態まではわかりません。プロに依頼すれば、詳しい調査と豊富な経験をもとに的確な診断を行います。住宅診断は無料で行っておりますので、まずは気軽にご相談くださいね。

 外壁塗装の事例紹介

費用約90万円_まるで新築のような外観に!外壁リフォーム/岐阜県瑞浪市

外壁

築30年あまりになるお住まいのリフォーム事例です。建てられてから一度も外壁の塗装・補修をされなかったこともあり、住宅診断を行ったところ激しい汚れやコケの繁殖、チョーキング現象などが見られました。下地の洗浄や補修を行い、お客様が一番気に入っていただいたクリーム色で塗装しました。汚れも一掃しきれいな外観になりました。


費用約100万円_目地の劣化までしっかり補修/外壁塗装リフォーム/岐阜県岐阜市

外壁

外壁の傷みが気になり、弊社イベントにお越し頂きご相談頂きましたお客様の事例です。住宅診断を行ったところ、外壁の割れ・色褪せ・目地の劣化が見つかりましたので、塗装と修繕をお任せ頂きました。サイディング壁では目地の劣化を放置してしまうと隙間から雨水が入り込んでしまうため、塗装前に既存壁の補修や下地処理を丁寧に行った上で塗装します。

まとめ

外壁の劣化症状やチェックポイントを中心に解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。すぐにできるセルフチェックもご紹介しましたが、あくまでも目安としていただき、正確な状態を知るためには定期的にプロの診断を受けていただくことが安心です。住まいの今の状態を知ることで、外壁リフォームも計画的に考え準備することができます。住まいを長持ちさせるためにも、定期的な診断と適切な時期の塗り替えをご検討くださいね。

SERVICE

ロビンのリフォーム・リノベーションサービス一覧

ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。

Robinについて
SERVICE

ロビンのリフォーム・リノベーションサービス一覧

ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。

MAINTENANCE

リフォーム・リノベーションのアフターサービス

ロビンが掲げる「顧客中心主義」は、リフォーム・リノベーションお引渡し後のアフターサービスに現れています。お客様から安心してリフォームをお任せいただけるように、メンテナンスプラン・保証・オーナー様サポートを充実させています。

SERVICE

リフォーム・リノベーションの関連サービス

ロビンは岐阜県内におけるリフォーム・リノベーション以外にも、
外壁塗装、店舗設計・店舗リフォーム、エアコン修理交換、岐阜県内の
不動産売買仲介など住まいに関わるご相談をワンストップでお受けしております。

ハルビアサウナショールーム大垣
Robin 外壁・屋根塗装
テンポリノベ岐阜
ロビン不動産査定
ロビン不動産 高山店
ロビン不動産 岐阜店
資料請求 資料請求 来店相談 来店相談
OUR SNS

リフォーム・リノベーションの公式SNSアカウント

岐阜県のリフォーム・リノベーション実例のルームツアーや施工事例紹介、リフォームお役立ち情報をInstagramとYoutube公式チャンネルで発信中。
LINE、Facebook、Twitter、Pinterestでもリフォーム情報を発信していますのでぜひフォローをして最新情報をGETしましょう!

instagram pintarest youtube line facebook twitter