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住まいのアイデア
2022.02.16

浴室を床材から考えてみると?浴室リフォーム編

リフォーム 性能向上 浴室、内装

お風呂の床が「乾かない」、「冷たい」、「滑りやすい」、「掃除しづらい」といったお困りはありませんか?以前のタイル張りの浴室ですと、このような床が当たり前でした。Robinでもお客様から浴室リフォームのご相談を戴く際に、このようなお悩みをよくお聞きします。

また、ユニットバスの場合でも使用年数が15年を超えてきますと、経年劣化により床材のコーティングも落ちてきて、本来の機能を発揮できなくなります。

今回は各メーカーのユニットバスの床材をご紹介します。使い心地を向上させるために、床材にはあらゆる工夫が施されています。お風呂の床のお困りが解決できる床材が見つかるかもしれませんので、浴室をリフォームされる際のヒントにもしてくださいね。

 

浴室の床材 選び方とポイント

浴室の床

保温性の高い床材

浴室に入った時の一歩目がヒヤっとして寒さを感じる場合も、保温性の高い床材で寒さを改善することができます。特に冬場は急激な温度変化によって引き起こされる、ヒートショックの発生リスクが高いです。安全・快適に入浴するためにも、保温性の高い床材で対策することは身体を守るためにも効果的です。

滑りにくい床材

浴室は滑りやすく転倒の危険性もあるため、家庭内事後が発生しやすい場所として注意が必要です。床が濡れても滑りにくい加工、すぐに乾きやすい機能などがありますと、滑って転倒するリスクも軽減することができます。また、床材も硬いタイプより柔らかいタイプの方が転倒時の衝撃を軽減できるため、床材の質感も選ぶうえでは重要です。

お手入れしやすい床材

浴室の床は水アカやカビが付きやすく、お風呂で汚れが特に気になる場所NO. 1とも言われています。汚れにくくお掃除しやすい機能を持つ床材を選ぶことで、毎日こまめにお掃除する負担もなくなります。目地がなく床の隅まで掃除しやすいタイプもありますので、床材選びの参考にしていただきたいです。

ユニットバスの床材 材質と特徴

一般的に浴室の床材というと、樹脂、FRP、タイル、木材、石材などがあげられます。今回はユニットバスの床材でよく使用される樹脂とFRPの特徴についてご紹介します。

樹脂

樹脂床材はユニットバスで一般的な床材です。耐水性と水はけの良さに優れており、滑り止め加工も施されていることから浴室に適した床材です。掃除はしやすいですが、汚れやすいというデメリットがあるので、お手入れが欠かせません。

FRP

FRPとは繊維強化プラスチックの略称です。軽量ながら弾性率が小さく強度の低いプラスチックに、弾性率が大きいガラス繊維などの強化材を混ぜることで強度を高めた複合材料です。FRPは近年、お風呂でもよく使用される床材です。

メーカー別 浴室床材の特徴をご紹介

「お風呂の床材はどこのおメーカーも一緒では?」なんて思われるかもしれませんが、実はメーカーごとに特徴や強みが異なります。床材にどういった特徴や機能があるのかをご紹介しますので、みなさんが抱えるお困りを解決できる床材はどれなのか?比較しながら知っていただけると幸いです。

TOTO 「お掃除ラクラクほっカラリ床」

冷たい床を解消することを目的に開発されたのが、TOTOの「お掃除ラクラクほっカラリ床」です。床の内側にクッション層を持っており、二つの断熱層で構成されています。

 

「断熱クッション層(発砲ウレタン)」には、畳のようなやわらかさを作り出し、断熱性保持、衝撃吸収、防音効果があります。その下には「断熱床パン(高強度断熱材・発砲ポリプロピレン)」があることで、断熱性保持と防音効果をさらに高めます。

そして、このクッション層が畳のようなやわらかさを実現するのと同時に、断熱材の役割も果たしますので、冬場に浴室に踏み出す一歩目もヒヤッとしません。また、床の表面シートには滑りにくく乾きやすいFRP素材を使用しております。足にフィットして滑りにくいので、転倒の予防にもなり安全に入浴できます。

(※サザナNタイプはオプションとなります)

LIXIL 「キレイサーモフロア」

「キレイサーモアフロア」には以下の特徴があります。

床は特殊な表面処理により、撥油基(油をはじく成分)と親水基(水となじむ成分)があります。入浴中に発生した皮脂汚れも、撥油基によって、床表面に汚れが固着しにくいです。また親水基によって、水が皮脂汚れの間に入り、汚れを取りやすくする効果があります。これによりスポンジが床材の奥まで届きやすく、キレイに汚れを落とすことができるのです。

 

また、キレイサーモアフロアには中空バルーンを含む独自の断熱層で、足裏から逃げる熱を少なくし、冷たさを感じにくくします。寒い季節でも床が冷たく感じにくいのです。ただし、キレイサーモフロアが標準仕様で搭載されているのは、スパージュ、アライズ、リノビオVで、搭載されていないタイプもありますのでご注意ください。

Panasonic 「スミピカフロア」

「スミピカフロア」は床の隅に目地が無いため、汚れが落としやすいという特徴があります。

 

床が埋め込み式ですと、床の隅にシーリング材があり常に水がかかるため、カビが生えるおそれがあります。また掃除の度にこすることでシーリング材が切れたり劣化する場合があります。

これに対して、スミピカフロアは床が立ち上がっており、シーリング材が上にあるので水が残りにくくカビが生えにくいです。コーナー部にシーリング材が無いため、簡単に拭くことができます。

加えて、水に濡れても水の表面張力を壊す効果があるため、滑りにくく乾きやすいという仕組みがあります。また、オプションにはなりますが、柄付ですと床材にガラスビーズを混ぜた特殊なシートを合わせた仕様になっていますので、傷がつきにくく、きれが長持ちするという特徴があります。

(対応シリーズ:戸建用 Lクラス、リフォムス、オフローラ)

TOCLAS 「うつくしフロアW」

「うつくしフロアW」の特徴は、細い2本の溝が水を誘導し、排水口方向にしっかり流すので、水はけがよく乾きやすい状態になります。

 

溝の高さと角をなくしたR(丸みがある)形状のため、汚れが残ってもスポンジが入りやすくお手入れが簡単です。毎日のシャワーでサッと洗い流すだけで床はきれいになります。

(※everyに標準仕様で搭載)

タカラスタンダード 「キープクリーンフロア」 

床の皮脂などの頑固汚れをきれいに落としたいという方にオススメなのが、「キープクリーンフロア」です。従来のFRP床は目地の数も多く、お手入れが行き届かず、カビなどが発生しやすかったですが、幅や素材を見直すことで掃除のしやすさを実現しました。

 

硬いブラシで擦っても、風呂イスを引きずっても傷かつきにくい磁器タイルが採用されています。表面をクリーンコーティング技術で覆っているため、傷がつきにくく、汚れも入り込まないです。フロアは4層27㎜の極厚構造なので、頑丈で長年安心して使用することができるのも特長です。熱が伝わりやすい磁器でできたタイルはお湯をかけるだけですぐに温まるというのも魅力的ですね。

(対応シリーズ:プレデンシア、レラージュ、エメロード)

ハウステック 「温クリンフロア」

「温クリンフロア」は微細な空気層を含む特殊素材を、独自の製法で一体化させた構造です。一般的な床は足を触れた瞬間に体の熱が奪われるので冷たさを感じます。温クリンフロアは足裏から奪われる熱が少ないため、入浴時のヒヤリ感を軽減し、冷たさを感じにくいのです。また、「10年つづくキレイ」という、優れた清掃性も兼ね備えています。

(※フェリテ、フェリテプラスに標準仕様で搭載)

 

お手入れ方法・注意点

各メーカーのバスルーム床の特徴についてご紹介しましたが、お手入れしやすく清掃性にも優れているから、全く汚れないということではありません。浴室の床は水アカやカビが付きやすく、お風呂で汚れがもっとも気になる場所と言われています。正しくお手入れすることで、床材の本来の機能が発揮されます。今日からできる簡単なお手入れもありますので、ご紹介します。

お手入れ方法

カビ対策には熱湯のシャワーが効果的です。カビは50℃以上の熱湯をかけると死滅すると言われています。お風呂を使った後や気が付いた時、週に1度でもいいので、浴室全体に熱めのシャワーをかけることでカビ予防になります。汚れをためないことを習慣にすれば、浴室の掃除も簡単になります。

皮脂汚れを落とす場合は、たわしや浴室用ブラシに浴室用クリームクレンザーをつけてこすり洗いが効果的です。汚れが気になりだしたら普段よりも丁寧に、素材に合わせた道具や洗剤を使って効果を高めましょう。 

注意点

ユニットバスの壁や床には比較的汚れやカビがつきにくい素材が使われていますが、その反面、強い洗剤やたわしなどで洗うと傷つくおそれもありますので、メーカーが推奨するお手入れ方法に沿ってお掃除していただくことがおすすめです。せっかくの機能を長持ちさせるためにも、正しい方法でのお手入れを心がけましょう。

浴室リフォーム 費用と工事の流れ

浴室リフォームの施工にかかる費用は以下の通りです。ユニットバスからユニットバスへ入れ替えの場合、工事費込みで約80万円からとなります。

工事の流れは、解体、配管・配線工事、ユニットバスの組立・設置、大工工事、内装・接続工事の順で行います。既存がどんな状態かによって施工期間も異なりますが、約3日間で完了します。

在来工法の浴室からユニットバスへ入れ替えの場合は、工事費込みで約90万円からとなります。工事の流れは、解体、配管・配線工事、土間コンクリートの打設、ユニットバスの組立・設置、大工工事、内装・接続工事の順で行います。既存の状態にもよりますが、施工期間は約6日間です。

施工事例の紹介

岐阜県高山市にてお風呂のリフォームをお任せいただいたお客様の施工事例です。

元々は浴室が1・5坪ありましたが、脱衣室は半坪も無く使い勝手が悪かったため、今回のリフォームでは浴室を1坪に納め、その分脱衣室を広げる計画にしました。

 

施工前 浴室

施工前の浴室

ユニットバスはTOTO サザナHTシリーズ/1616(1坪)サイズをお選びいただきました。

TOTOのサザナはRobinで浴室リフォームをお任せいただくお客様にも人気の商品です。

 

施工後 浴室

TOTO サザナにリフォーム

もちろん床材はやわらかさと断熱性が特徴の「お掃除ラクラクほっカラリ床」です!

表面は足にフィットして滑りにくい加工になっているので、今回新設した手すりとあわせて転倒予防にもなり、安全に入浴していただくことができます。


現場レポートはこちらから  岐阜県高山市|水廻り工事K様邸|風呂改修

商品紹介はこちらから   TOTO サザナ(SAZANA)詳細


 まとめ

床材の選び方や特徴についてご紹介しましたが、ご希望にピッタリ合う床材は見つかりましたか?浴室の床材には安全性やお手入れのしやすさなどが求められます。

また、求める機能も人によって様々です。床材の特徴を知っていただくことで、浴室リフォームにも役立てていただければ幸いです。

浴室リフォームで気になること、分からない事がありましたら、Robinスタッフまでご相談くださいね。浴室リフォームで快適なお風呂時間の実現をお手伝いいたします。

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