
DKとリビングを区切っていた壁、LDKに隣接している廊下との壁を取り払いひとつの広い空間を作りました。
建物の構造強度を維持するため抜く事の出来ない壁がありましたが、アクセントクロスを施工し元々使用されていたチェストや電話、ウォーターサーバーなどの家具家電を集約したスペースとしました。玄関ホールとゆるやかに空間を区切りつつも視線の抜けがあるため広く感じることができます。
22.5帖のLDKには奥様ご希望の南向きの対面キッチンを設けています。ショールームを何件か回って採用したのはトクラスのベリー。デザインや機能を気に入って決定されました。隣接した車庫に繋がる勝手口にはパントリーを兼ねた収納棚を作りつけています。軽い食事など多目的に使用できるようにキッチンカウンターも設けました。
タイル張りだったトイレやお風呂などの水廻りはすべて最新の設備に一新しました。また、LDKの床・壁・天井の断熱材入れなおし、サッシの取り替えや出窓をフラットな窓にするなどして断熱性能を上げています。
解体時に構造をチェックしたところ、水廻り周辺の柱や土台には湿気による痛みがありましたのでしっかりとした補強を施工しました。またシロアリの被害もありましたので駆除をしてから防蟻処理を施しています。
お施主様にも大変喜んでいただくことができ「明るくて雰囲気の良いリビングになりました。断熱工事のおかげでエアコンの効きもいいです!」とお言葉を頂けました。