
リフォームをするきっかけとなったキッチンは狭く収納スペースが少ない上に、DKと居間の間に和室(ご主人様の部屋)があったため家事動線の悪さにストレスを感じてみえた奥様。また、独⽴した息子さん家族も集まることが増え、8 帖の居間では窮屈に感じてみえました。そこで間取りを見直し、居間と和室をつなげ南に面した明るいLDKをご提案。
キッチンは奥様憧れの対面キッチンを採用し背面にはシステム収納を設置、さらに食品・食器・調理道具の収納に加え冷凍庫の設置スペースも確保した収納量大のパントリーを設けています。ご主人様の部屋は、落ち着いて過ごせるようLDKの北側に配置し、LDKと小窓で繋ぐことで、風通しの確保と、お互いにコミュニケーションが取れる工夫をしました。
「夏暑く、冬寒い」というお悩みは、天井・壁の断熱材施工とサッシを性能の高いものに交換(LowーEガラス)することで解消しました。
明るいLDKにするために南側の掃き出し窓はサイズをアップして入れ替えました。構造の強度を確保するために抜けない柱がありましたが、空間に溶け込むよう違和感のないデザインで仕上げています。今回のポイントであるキッチンからはLDKを見渡すことができ、なおかつ背面収納やパントリーを設けることで収納力を格段に上げています。また、LDKと同時に玄関廻りもリフォームしました。天井まである大容量の収納をつくり、いつも玄関をすっきりと保てるようにしています。