(6)二十年ぶりの平塚にて(2026.5.11)
神奈川県平塚市には親戚が住んでいて名前だけは聞き馴染みのある街。しかし足を運ぶのは二十年ぶりだった。名古屋から小田原まで新幹線ひかりで一時間。東海道線に乗り継いで約十五分。久々の平塚市は意外に近かった。
さて、4月23日、Jackグループの視察会で、平塚市のいらか社を訪問した。私たちグループのメンバーと屋根専門でやられている成田社長のお仲間の経営者の方々、十名での視察会だった。成田社長、奥様、スタッフの皆様、暖かい対応、有り難うございました。
冒頭、成田社長のこれまでの取り組みや現在の状況などをレクチャーして頂いた。BtoBからBtoCへの幅をどう拡げたか。採用について会社をどう変えたか。「見た目は重要」という言葉を体現されており、集客、採用、経営への向き合い方も大変、刺激になった。
特に経営計画書と発表会の話題が印象に残った。人が戦わないところで自分たちの強みを生かす。そのために社員一人一人にその自覚を持って頂く。規模の大小に関係なく、企業の根幹を支えるのはこれなのだろうと、改めて思わされた。
成田社長はサーフィンがプロ級で、世界の海を旅しているというのも面白い。私の周りにはサーフィンをライフスタイルとして取り組んでいる人は少なくない。堀之内君もサーフィンをするというから、聞いてみないとわからないものだなあと思った。「蜘手さんもいかがですか?」とお誘いを受けたが、丁重にお断りさせて頂いた。
さて、レクチャーの後半、成田社長が考え方を変えた一冊としてスティーブン・コヴィーの『7つの習慣』を挙げられた。懐かしい。かくいう私も、あの本を読み込んで衝撃を受けた一人である。同じ本に殴られた人間が、別々の場所で別々の会社をやっている。事業者の団体をやっているとこのようなことはままある。面白いものだと思う。
翌日は青森県・八戸市でこれもJackグループの視察会を開催するため移動する予定だったが、四月二十日夕方、三陸沖でマグニチュード7.7、青森県で最大震度5強を観測した地震が発生。政府は一週間以内に再度の可能性があると国から発表したこともあり、結局、八戸での視察会は中止になった。
個人旅行なら、ま、大丈夫だろと八戸行きを決めただろうが、経営者団体の決断はそうはいかない。決断は自然と保守側へ寄る。そう考えると、ナフサ問題で保守的な納期回答や出荷をしているメーカー、商社に文句は言えないな、とも思った。背負うものや言質の責任の大きさが、判断の幅を決める。出張先で改めて噛みしめた。
急遽の予定変更だったのでそのまま東京で宿泊。翌朝、ホテルにて配車アプリのGOでタクシーを呼んだら、ライドシェアのBMWが来た。海外ではUberやGrabで一般の車に乗ることはあっても、まさか日本でそうなるとは思わなかった。これが当たり前の日常になるのだろうか。日本で他人の一般の車に乗ることに慣れていないため少し戸惑い、少し面白がりながら後部座席に収まった。
ホテルのフロント前やレストランもそうだったが、朝の東京駅や新幹線の席も外国人で溢れていた。気のせいかもしれないが、以前より赤ちゃんや子供を連れたファミリーが多い。チェックインや改札でアタフタとしている風景、新幹線で席を間違えて声を掛けられたりもしたが、私たちが海外へ出たときに必ずやらかす旅行あるある。ご愛嬌、お互い様である。
さて視察会でも資材不足やその対応、今後の見通しなどがディスカッションされた。「与えられた環境の中で最大のパフォーマンスを出す」と自己責任を盾に今まで経営をしてきたが、今回ばかりは不安が大きい。政府と石油大手がなんとか手立てを講じようとしていると報じられているが本当に頑張ってほしい。原油ルートの代替えと技術革新が生まれるなら、多少の痛みは引き受けてもいい。
日本を訪れた外国人には愛想よくできるのだが、イランとアメリカの動向に付き合わされるのは、正直なところ勘弁願いたい。
最高経営責任者 蜘手 健介
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