2024年9月 用心と対策 プランBの重要性
残暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日の台風10号は宮崎や鹿児島など、九州地方をメインに西日本に大きな被害をもたらし、時速10キロという非常に遅い速度で北上しました。中部地方に差し掛かる頃には熱帯低気圧に変わり、風の影響は少なかったものの、激しい雨が続き、岐阜県内でも大垣市や池田町などで河川が氾濫して広範囲にわたる被害が発生しました。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
ここ数年、「過去最強」や「過去最大級」と称される台風が毎年のようにやって来ています(メディアの報道が少し過剰では?と感じることもありますが…)。しかし、これからが本格的な「台風シーズン」です。今後も用心と対策を怠らずに、計画を立て行動していきたいと思います。
「用心と対策」といえば、同世代の経営者仲間(私は今年53歳)と話をすると、最近は健康や体調の話題が増えてきました。以前は老眼や五十肩など、いわゆる老化現象(笑)が話題に上がっていましたが、最近よく耳にするのは痛風、糖尿病、白内障、突発性難聴などです。(ジジイですね、すっかり)
先日、病院を訪れた際に「帯状疱疹ワクチンの助成金」のポスターを見かけました。医師に尋ねると、令和6年(今年)から始まった政策で、高山市では50歳以上の人が助成を受けられるとのこと。周囲に聞いてみると、帯状疱疹を経験した人が意外と多く「痛かったし、かなり辛かった」という声が多く聞かれました。そこで私も、助成金を活用してワクチン接種を決めました。
私は、2回接種が必要な不活性化ワクチンを選びました。予約した時間に病院へ行き、「筋肉注射なので少し痛みますよ」と言われながら、あっという間に注射が終わりました。その日は特に何も感じなかったのですが、次の日に副反応がどーんと現れました。腕の痛み、発熱、だるさ、頭痛といった症状が出て、本当に辛かったです。
ワクチンは細菌やウイルスの感染力をなくしたものや、その成分の一部を使って作られているので、副反応はある意味「疑似体験」なのでしょう。とはいえ、実際の帯状疱疹はこれ以上に辛いのだと思えば、ワクチン接種をして良かったと感じています。次回の接種は、副反応に備えて、次の日に余裕がある日に予約しようと思います(後日、帯状疱疹には点滴治療も効果があると聞きました)。
話は大きく変わりますが弊社は3月決算で9月はその折り返しとなります。企業にとって半期決算は重要な節目です。おかげさまで、ここまでは昨年を上回るペースで進んでいますが残暑が過ぎれば「鬼門の冬」がやってきます。今から心配事は山積みですがしっかりと「用心と対策」を行いたいと思います。
さて、この「対策」ですが「プランB」つまり想定外の事態に備える計画は非常に重要です。私たちのような仕事では、予定通りに物事が進むことは少なく、控えめに言っても成功率は3割以下ではないかと感じています。天候不順の影響や解体してみたら図面と違うといった事など珍しくありません。そのため、最初からプランBをしっかり準備しておくことが必要です。その段取りの質によって、成果は大きく変わってきます。仕事ができる人の特徴の一つは「プランBが明確で、複数の選択肢を用意できる人」で一人前になれるかなれないかの差は「想定外の準備」、つまりプランBを準備する能力にあります。日常生活においても、台風や地震、事故、体調不良などいくらでも想定できます。
想定外を想定でき準備ができていれば物事の「失敗」は限りなくゼロに近づき、多くはスムーズに進むのです。先述しましたが今から「鬼門の冬」の準備を怠らず、かつ社員と共に仕事に向き合って挑戦していきたいと考えている今日この頃です。
株式会社ロビン 最高経営責任者 蜘手健介
最高経営責任者 蜘手 健介
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