(37)出張先の楽しみとか(2025.12.22)
先日、九州の宮崎、大分を仕事で訪れた。12月の後半とはいえ、晴天に恵まれた宮崎はとても暖かく、空気も澄んでいて実に心地よかった。
出張の「楽しみ」は何か?と言われれば神社かなと思う。今回も青島神社を参拝することができた。そこでせっかくなので宮崎・大分でおすすめしたい神社をいくつかご紹介したい。
「青島神社」は、日南海岸の入口に位置する青島の中に鎮座する神社である。島全体が境内とも言われ、弥生橋を渡って参拝する。中国からの渡航自粛があったと聞いていたが、島内には多くの外国人観光客の姿があった。
島を歩くと目に入る「鬼の洗濯板」は、自然がつくり出した造形美として実に興味深い。御祭神は彦火火出見命、豊玉姫命、塩筒大神の三柱。周囲にはお洒落なカフェやレストランも点在し、人気スポットであることがよく分かる。
宮崎市内にある「宮崎神宮」は、神日本磐余彦尊(日本の初代天皇とされる神武天皇)を主祭神に、その父・鵜葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、母・玉依姫命(たまよりひめのみこと)も併せて祀られている。
家内安全、安産・子宝、必勝祈願から合格祈願まで、生活全般に関わるご利益があるとされ、多くの参拝客が訪れる。神武天皇は日本神話における伝説上の人物だが、『日本書紀』や『古事記』を併せて読むと、より一層興味深く感じられる。
宮崎市から車で北へおよそ2時間走ると、「高千穂神社」に到着する。主祭神は一之御殿の高千穂皇神、二之御殿の十社大明神。縁結びの神様としても知られ、夫婦杉の周りをカップルや友人同士で手をつないで三周するという風習がある。境内に若いカップルが多かった理由に、後から気づいた次第。
高千穂神社のほど近くには「天岩戸神社」がある。西本宮と東本宮の二社があり「片参りにならぬように」と書かれた看板が印象的。
天照大御神が隠れたとされる天岩戸(洞窟)を御神体とし、川上へ歩いていくと、八百万の神々が集まり相談をしたと伝えられる天安河原がある。目を閉じ、川のせせらぎに耳を澄ませていると、神々が大宴会を開いている光景が、ありありと浮かんでくる。
日本神話の中でも最も有名な「天の岩戸隠れ」は、弟・須佐之男命の乱暴を嘆いた天照大御神が岩戸に隠れ、世界が闇に包まれたという物語である。
困り果てた八百万の神々は岩戸の前に集まり、天鈿女命に舞を舞わせ、賑やかな宴を催した。不思議に思った天照大御神が岩戸をわずかに開いた瞬間、天手力男命が岩戸を押し開き、再び太陽の光が世界に戻った。
このときの舞が「神楽」の起源とされ、その物語を基にした神楽は、今も日本各地の信仰と文化に深く根付いている。
宮崎の北に位置する大分県では、八幡信仰の総本宮である「宇佐神宮」がある。全国に約四万社あるとされる八幡神社の総本宮で、広大な境内に建つ国宝の本殿は、まさに荘厳。「神輿発祥の地」とされている点も興味深い。自宅近くにも八幡神社があるため、どこか親しみを感じたのも印象に残った。大分といえば温泉が有名だが、訪れる機会があれば、ぜひ宇佐神宮にも足を運んでほしい。
また、神社とは関係がないが大分と熊本の県境に広がる阿蘇、やまなみハイウェイもおすすめである。奥阿蘇の産山温泉、大分の筋湯温泉、熊本側の黒川温泉など、この界隈には名湯・秘湯が数多くあり、どこも泉質が素晴らしい。
私はありがたいことに、ジャックグループの仕事や仲間に誘われ、日本全国を巡る機会に恵まれてきた。空いた時間に行き先を探すのも楽しみの一つだが、振り返ってみると、神社と温泉の履歴がずいぶん多いことに気づく。
そして地方でのもう一つの楽しみ、時間つぶしにおすすめしたいのが地方の美術館。
その話は、また別の機会にご紹介したい。
最高経営責任者 蜘手 健介
ロビンのリフォーム・リノベーション一覧
ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。






































