(26)J-1グランプリ、J-1甲子園、営業定休日
Jackグループでは以前開催していた営業マンコンテスト「J-1グランプリ」を再開することとなり、合わせてチーム戦である「J-1甲子園」を新設することも発表された。
個人戦であるJ-1グランプリは、25歳以下のU-25、30歳以下のU-30、女性営業マンの「Jクイーン」、そしてシニア版「J-1グランプリ」の計4種目。10月末までに110名のエントリーがあった。
個人戦で得られる勲章は「名誉」であり、その価値は高い。1年間、全力で取り組んでほしい。
一方、新設された団体戦「J-1甲子園」は4人1チームでのエントリーとなる。まず6ヶ月間の予選ラウンドが行われ、参加チームの50%がカットされる。
ここで数字は一旦リセットされ、続く3ヶ月間の決勝ラウンドでも再び50%がカット。さらに2ヶ月間のセミファイナルを経て、残った上位3〜4チーム(総エントリー数の約10%)が、来年9月に広島で開催される全国大会の壇上で、今回のJ-1グランプリのテーマ「情熱と成長」について、1年間の集大成をプレゼン発表する。
このプレゼンを聞いた全国大会の来場者による投票が行われ、決勝ラウンドの得点と投票ポイントを合算して優勝が決定する。
また、会場に集まった賛助会員の方々には「投げ銭」あるいは「投げ品」をご用意いただき、気に入ったチームに“投げる”というイベントも行われる。最終ラウンドまで勝ち残り、優れた成績やプレゼンを披露したチームにはご褒美も用意されている。
目標エントリー数は50チームだったが、現時点では33チーム。エントリー月からの成績が加算されるため、10月中にエントリーすればスタートラインは同じだ。多くのチームに挑戦してほしい。
個人戦は1年間にわたる長期戦、団体戦は変則的なトーナメント方式。
いずれも「リフォーム営業の仕事は楽しく、面白い」と感じてもらえる大会にしたいと思う。
閑話休題。
私の専門分野の一つに「営業」がある。現在は直接顧客営業をしてはいないが、社会の動き、業界の変化、顧客心理、そして顕在化していないニーズをどう察知するかなど、常に観察を続けている。
そして今年前半、ある変化に気がついた。
文字数の関係上、詳細は割愛するが、「情報の質が変わってきた」ことを実感したのである。
売れている営業社員を分析し、売れていない社員を考察。
その差を埋めるための対策を考え、実験的に私が主催している「マネージャーカレッジ」や「LCR研究会」にて実践してもらったところ、良い成果が出始めた。
このコンテストに参加しているものの、まだ結果に悩む営業社員や、営業を始めたばかりで座学を十分に学んでいない社員のために、営業研修を開催しようと考え、来年のスケジュールを確認していた。
弊社の営業定休日は火・水であるが、「営業定休日はいつか?」とマネージャーカレッジやLCRの参加者に聞いたところ、意外にも「水・木」と答える社員が多かった。
これは、元々水曜日休みの会社が多く、週休2日制にするために火曜か木曜を追加した結果だと思われる。
近年の働き方改革や休日制度の変化を踏まえると、社員研修は営業定休日を避けて設定しなければならない。つまり、火・水・木、および土日を除くと、残るのは月曜日と金曜日。
しかし弊社では月曜日に会議が集中しているため、結果的に「金曜日だけ」が研修実施可能日となった。
この点について、他の経営者にも尋ねてみたが、やはり「営業定休日に社員を研修に出せとは言えない」という意見が大半だった。
そりゃそうだろうな、と思った次第である。

最高経営責任者 蜘手 健介
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