(17)広島、八戸にて(2026.7.27)
Jackグループでは今月、2回の勉強会があった。
7月14日、広島市にてオオサワ創研社の大澤社長によるAI実践の講義があった。
「1年間、毎日10時間AIと向き合った」と語る大澤社長の知識と実践のレベルは、「AIを触ってみた」というレベルではない。企業経営において実際に便利で使えるシステムを組み上げるプロのレベルまで引き上がっていた。昨年お会いした時よりもさらに知見が積み重ねられており、聞きながら唸ることしかできなかった。
AIは昨年あたりから「知っている」ものから「使っている」ものへと身近になった。特にSaaS企業は、システムにAIエージェントを組み込んだ製品を次々にリリースしており、競争も激化しているように見える。
我が社でも昨年からAI研修を社員に受講してもらい、業務での活用を促しているが、徐々に成果も見えるようになり、使うことが当たり前になってきた。
AIそのものの進化と競争は激しく、利用環境も変化していくだろう。それでも中小企業とAIは相性がいいと思う。大澤社長からは大変参考になる事例も伺った。私も研鑽を重ねていきたいと感じている。
翌週の7月23日は、青森県八戸市のササキハウジングカンパニー社の企業視察会であった。この日、名古屋では40℃予報が出るほどの酷暑日だったが、八戸駅に降り立って衝撃を受けた。なんと気温24℃。涼しささえ感じる快適な温度だったからだ。
「国内にこんなに涼しい場所があるのか」
聞いてみると、東北地方はまだ梅雨明けをしておらず、夏になると何度か海風が吹き込み、ひときわ涼しい日があるという。この日がまさにそれだったようだ。夜はさらに涼しく、長袖で快適に過ごせたほどである。恐るべし、真夏の八戸。
視察会では、佐々木雅史社長に事業の取り組みやご自身の後継者としての歩みなどをご講義いただいた。多くの質問も出て、私も大変参考になり、刺激を頂いた。
八戸は昨年末から地震が頻発しており、市内ではその爪痕も見ることができた。これから事業を大きくしていかれることと思うが、地元に貢献しなくてはならない時にこそ、体力と瞬発力のある会社であって欲しいと思う。弊社もそのような思いで事業経営をしている。
さて、話は変わる。
Jackグループの仲間が集まると、2月16日に痛ましい事件の犠牲となった東広島・コバーン社の川本健一社長の話題になる。今回も、広島では川本君と個人的にも親しかった大澤社長と、八戸では同じく付き合いの深かったスタップ社・大川社長、プラスワン社・大西社長などと、川本君の思い出話をした。
4月26日、事件の容疑者として、コバーン社の後継者と目されていた親族が逮捕された。報道で知った方は驚きを隠せなかったと思う。これから事件の経緯など真実がわかるだろうか。
9月18日は、Jackグループの全国大会が広島で開催される。事件がなければ、運営幹事は川本君が務める予定だった。そうしたこともあり、今回のパーティーを「川本君のお別れの会」と位置づけることとし、ご遺族の了解も得た。
どのような経緯であろうと、仲間であり友人であり可愛い後輩だった川本君がこの世を去ったことに違いはない。私たちらしく、心にある川本君の笑顔のまま明るく送り出したい。そんな気持ちである。
当日、そのような内容で会を進めると決めているわけではないが、多くの人が集まってくれると嬉しく思う。
「蜘手さんに認められたいから、頑張って10億円をやります」
そう言ってくれた1月の賀詞交歓会。
本当にいいヤツだった。心からそう思う。9月18日、気持ちに一区切りつくだろうか、自信がない。
最高経営責任者 蜘手 健介
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