
元々のLDKも十分な広さがありましたが、キッチンとリビングの中間に畳スペースがあり、空間が分かれていました。区切って独立した部屋としても使えるスペースでしたが、これからのライフスタイルではあまり使わないという事で撤去することに。家全体の耐震性能を考慮して必要な柱は残しつつ、和室上部の垂れ壁とを壁・建具撤去。段差のない広々としたLDKを造りました。
また、将来の暮らしの事を考えてLDKから水まわり、玄関へ回遊できる動線やトイレ・風呂の段差を解消してフルフラットにしました。LDKに隣接する水廻りには、自然光が入るように壁の上部を欄間にして明かり取りにしています。
床下には断熱材が入っていなかったため新しく施工し、壁は元々入っていた断熱材が薄くてあまり性能が良くなかったため一度撤去して新しいものを施工しました。LDKと水廻りのサッシ、玄関ドアも断熱性能が高い物に取り替えています。お風呂も断熱性能の高いユニットバスに取り替えましたので、特に冬の寒い時期に断熱性能の改善を実感して頂けると思います。