お客様のご要望住宅設備の老朽化が気になってリフォームを考え始めたお施主様。「リフォームするなら思い切って間取りも変更して思い通りの住まいにしたい！」とロビンにご相談を頂きました。お住まいは築50年のRC造の住宅で以前は呉服屋さんを営まれており、道路に面して玄関が2か所ありました。
コンセプトは「開放感のあるスタイリッシュな空間」です。元々分かれていたDKと和室の間の壁を撤去し約30帖のLDKを造りました。大空間を造る事が出来たのはRC造ならでは。柱と柱の間隔が広く取れるため、開放的なLDKとなりました。南側には全開口できる掃き出し窓とウッドデッキを設置。広い開口部からは自然の光と風が気持ちよく入ってきます。
隣接する和室の建具は壁に完全に収納できる引き込み戸にして、建具を開け放つとさらに空間の奥行きが広がるようになっています。とことん開放感のある空間にするために、建具には空間がスッキリとスタイリッシュに見えるハイドアを採用しました。
間接照明で空間をスタイリッシュに演出
「間接照明を取り入れたデザインにしたい」というご要望がありました。リビングはコーブ照明を設けて優しい光の中でくつろげるスペースに。折り上げ天井の内部に照明を設置し、天井を照らすことでより高さと奥行を感じることができます。また、光によってラインが際立つためスタイリッシュな印象にも。和室には収納を浮かせて間接照明を設置、名栗加工で仕上げたナラ無垢材の凹凸が引き立ちます。
【お客様の言葉】ロビンさんを選んで良かった
以前、別会社でリフォームをした時は自分たちの思うようなリフォームが出来ませんでした。今回は失敗したくなかったので会社選びにはかなり時間をかけましたが、ロビンさんにお任せして本当に良かったです！何回も打ち合わせをしたり、細かい調整にも対応いただいて、こだわりが反映された満足いく住まいになりました。リフォーム完成後は家で過すことが多くなり外食も減りました。以前は区切られていた空間が一つになったので、会話がスムーズになり自然とコミュニケーションが増えた気がします。
スッキリとした空間を保ちながら暮らしたい、というご要望があったので、トイレの出入り口や冷蔵庫が見えにくいよう壁を造作したり、TV周りの配線やデッキ類は収納の中に隠せるようになど細かな部分にも配慮してプランを造りました。2か所あった玄関は、1つ潰して1箇所に。玄関があった部分の外壁は、既存の石タイルに柄が似ている物を施工して違和感が無いように仕上げています。
また、将来の暮らしに配慮して出来るだけバリアフリーな空間になるように計画しました。床はフラットに、出入り口にはすべて引き戸としています。断熱性能を向上させるための工事も行いました。サッシは断熱性能の高い物に入替えて、天井・壁・床には断熱材を入れ直し床暖房を設置。お施主様からは「冬を暖かく過ごせて嬉しい」と喜びの声をいだいています。