
DKと和室の間の壁を撤去して一体の空間とし約18帖のLDKに。キッチンは壁付けからアイランドキッチンに変更しました。耐震強度を考慮して一部残した柱は、ガスコンロ・レンジフード横の壁として活かしています。キッチンはTakara standardのTreasia(トレーシア)、背面収納も同シリーズで揃えました。以前、土壁と畳だった内装は、白を基調に仕上げたことで広く明るいLDKになりました。
2階には6帖の和室と8帖の洋室が一部屋ずつありましたが、2部屋とも7.5帖の洋室の子供部屋として整えました。両方の部屋から使えるウォークスルークローゼットも新設して収納の使い勝手を改善。洗濯物を片付ける時も2人分を一度にしまえるのでラクチンです。梁を現しにして造ったロフトはお子さんたちの大のお気に入りだそう。
1階の2部屋を除き、外装も含む全面リノベーションを行いました。既存の建物は土壁で断熱材が入っていなかったこともあり、一度スケルトン状態まで解体。床には断熱材としてスタイロフォームを新たに入れ、天井と壁にはパーフェクトバリアを入れています。サッシはLow-e複合ガラスを採用して家全体の断熱性能を上げました。
和風だった外観は壁をガルバリウム鋼板で仕上げて現代風に。ガルバリウムは比較的軽く躯体に負担がかかりにくい素材です。外構はインターロッキングブロックで仕上げました。