木造住宅は、腐れとシロアリで劣化していきます。日本の一般的な防腐、防蟻対策は合成殺虫剤（農薬）で処理されています。合成殺虫剤（農薬）は半減期（投与された 薬剤などが、ある時点の濃度から半分の濃度になるまでの時間です）が１年以上のものは日本では原則登録することができないため、２年～５年で７５～１００％消失するものです。最近の農薬では、暴露に対することなどから、半減期も短くなっています。
これらのことより、合成殺虫剤で処理された木材は５年ごとの再処理が必要です。しかし、壁の中の木材は、石膏ボードや外壁材で覆われ、再処理が不可能なのが現状です。
海外では、木材防腐、防蟻処理はほとんどがホウ酸処理で行われております。
しかし、日本の防腐、防蟻処理の合成殺虫剤のシェア９０％以上が現状です。
Robin では壁の中など再処理ができないところは効果が低下しない木材保存剤で処理しないといけないと考えます。そのためRobin ではホウ酸防蟻処理を行います。

■ 合成殺虫剤とホウ酸の比較