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代表蜘手のマンスリーメッセージ

2013/01/28

CEO’s mail:13.01

20代後半、エジプトへ旅をしました。素晴らしい遺跡、文化、文明。数千年という悠久の時の中で残されてきた人間の力。言葉では表せないくらいの感動を今でも忘れることはありません。そのエジプトの旅行中、カイロ博物館へ訪れました。すると目に入ってきたのは物々しいほどの警備と軍関係者、警察の姿。さすが世界を代表する博物館だけあるな、と思っていたらそうではなくガイドの話によると私たちが訪れる前日、なんと駐車場にて観光客バスを爆発させるというテロがありドイツ人を多く含む人間が犠牲になったとのこと。私たちは昨日テロがあり、多くの人命が失われたその現場の近くにいたのです。ガイド曰く「過去にテロが連日、行われたことはないから今日は安全」。
 イスラム諸国でのテロや爆破事件は続発しており、いちいち驚いていられない、とも言っていたことを今でも覚えています。慣れがそうさせるのか国が違えばこうも違うものかと深く考えました。
余談ですがその犠牲者には邦人は含まれておらず当然、日本での報道もありませんでした。
 その旅行後、帰国をしエジプトへの旅の余韻も醒めやらぬ頃、私はテレビで驚くニュースを見ました。エジプトの王家の谷という観光名所で銃の乱射事件。観光客を含む多くが犠牲になったという。
 その規模は私がカイロ博物館で聞いたテロよりは小さい規模であったが犠牲者の中には邦人が含まれていました。そのためこの報道は大きくされました。エジプトという国、イスラム原理主義。渡航への注意など対応がはかられました。現地でテロの跡を見た私は、きっと現地の人たちからみたら「またか」という感覚なのだろうか、とふと感じたものです。邦人が犠牲にならないとこういった事件に注目ができないというのも仕方ないといえば仕方ないのもかもしれないのですが、私たちが王家の谷を訪れて10日経っていない時に起きた事件でした。少し日程がずれていたら、彼らの計画が早ければ私は王家の谷で多くのファラオと共に骨を埋めていたのかもしれないのかな。それもロマンチックな死に方かもな、と言ったら妻に叱られたことを覚えています。(そりゃそうだ)
 2013年1月、北アフリカ・アルジェリアの天然ガス関連施設で外国人拘束事件がおきました。同国政府はテロ犯行組織とは一切、交渉をしないとの態度を崩さず犠牲も覚悟をした突入作戦を断行。多くの人質が西側諸国の人間だったこともあり日本のみならずイギリス、フランス、アメリカなどでも大きく報道されましたが、アルジェリア政府の命令のより制圧は終了。結果的に多くの日本人も犠牲になりました。テロ行為にも驚きましたが、まったく交渉をしないというアルジェリアの強行な姿勢にも驚きました。標準や基準、常識というもの違い。それを強く感じました。
「世界は国境や宗教、信条で線がひいてあるわけではないのに、、」
 そんな事件が報道されている最中、「はやぶさ」を題材とした映画を2本観ました。
 竹内結子と渡辺謙のそれなのですが、さまざまなトラブルを乗り越えて地球に帰還するその直前、はやぶさが撮影した最後の地球の写真があります。画像はかすれているが地球はくっきりと写っています。俯瞰してみる地球はどこまでも丸くて美しい。国境も人種も宗教の境界線もなく、ただただ美しい地球。争うことってくだらない、なぜこうもお互いを傷つけるのだろう。そんな声が聞こえてきそうな美しい写真でした。
 価値観の違い、考え方の違いで私たちは悩むことがあります。どうして理解して頂けないのだろう、どうして分かってもらえないのだろうと思うことがあります。だからこそ人は悩み、すれ違い、苦しい思いをするのでしょうか。話をすればわかる相手もおられます。そうじゃない相手もいる。
 それも人生だ、とは思いますがそうは割り切れない時もあります。世界とはいわないがもっと互いが理解をしあえるために何ができるのだろう、と考える私はまだ子供なのでしょうか。

株式会社ロビン 代表取締役 蜘手健介
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