クモデコラム
2018.08.03
CEO’s mail:18.07
7月は天候不順が続きましたね。西日本豪雨や岐阜県の集中豪雨。また台風通過など自然災害について考えさせられることが多い月でもありました。
Robinの蜘手です。しかし今年は暑いですねという挨拶が陳腐化するくらい、暑い日が続きます。皆様熱中症など気をつけて外出してくださいませ。
さて今月、私は主催するグループの基調講演に日体大の集団行動を監督しておられる清原先生をお招きしお話を伺いました。昭和16年生まれ、今年77歳の先生でしたが、その迫力と胆の座り方は目を見張るものがありました。私も経営者、また親という教育者の立場として非常に気づきが多くありました。私が講演でメモした内容を下記に記します。
- 教育は終わった後がスタート。どうだったか?と聞く
- 全ての基本は人の心を知ることから
- 夢を見たこと、現実は違う。だからここにはいられないと言うが、そうじゃない。
- 現実を目の前にして、我慢してやってみる。そこには成長がある
- 逆転の発想。学生の立場。あの立場ならどうするか?
- 自分ができるから、相手もできると思うな。その人には個性がある
- 何しに入ってきたか。どうしたら相手がやる気になる。
- 生まれた時と死ぬときは1人。生きる世界は集団である
- 天才は1人でもできるが、凡人はできない
- 何かを成し遂げようと思った時、物事はシンプルに考える。難しく考えない
- 簡単なことで褒めて讃えてると、どうしようもないことを考える
- 厳しく高い目標を、持つからこそ、褒めてやる
- やらされているうちはうまくいかない。やってやろうと思えばうまくいく
- 自分のことだけ 視野が狭い。集団で行動 視野が広くなる
- 献身的な気持ちを持つ。人と接する時は笑顔
- リーダーが率先垂範。厳しいけど楽しい、面白い
- こいつには、このような可能性があると信じる
- こいつをなんとかしたいと、叱る。叱るには褒めも含まれる
- 時間をどう使うか。有難うと言われる生き方をしなさい
- 自分の地域、環境、人材をみて、真似事はしない
- 伸びる環境を作ること。
- 集団行動をしているぶつかる、しかしそのうちいつか倒れなくなる
- 物事は休まずに繰り返す
- 成功するためには、短い時間で集中させる
- ヴィジョン、理念、指導方法、物事の本質、そして脚本、筋書き、物語
- ねたみ、ひがみは聞かない
- ブレない信念が教育となり成果となる 以上、ここまで。
若い社員と向き合う時、褒めて育てるとか、叱って育てるなど、手法・手段に目が行きがちですが、こいつをなんとかするんだ!という強い信念に深く感嘆しました。教育は心を知ることから始まるという言葉が印象的でした。私も我が身を振り返り精進したいと思った次第です。
株式会社ロビン 代表取締役 蜘手健介
株式会社ロビン代表取締役
蜘手健介

ARCHIVEアーカイブ
- 2023
-
2022
2022年12月 ワールドカップを100倍楽しむ方法 2022年11月 出雲大社と神在祭 2022年10月 神社委員と祭りの準備 非効率も時には大切 2022年9月 人生とは「いま」の連続の積み重ね 2022年8月 暑すぎる夏と積み重ねてきたもの 2022年7月 安倍元首相の悲報と今できることに思うこと 2022年6月 姫路城と会社経営 積み上げた歴史とバランス 2022年5月 行動規制のない大型連休 事故と違和感 2022年4月 春に思う。社員大会、入社式など 2022年3月 ボイラー故障と教訓 心待ちの桜の季節 2022年2月 濃厚接触者と待機期間 合板不足と企業の永続性 2022年1月 正月休みと謎の腹痛 Robinとお客様の関係
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
- 2013
- 2012
- 2011
- 2010
- 2009
- 2008