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代表蜘手のマンスリーメッセージ

2011/06/20

CEO’s mail:11.06

みなさん、こんにちは。Robinの蜘手です。外に出たくてウズウズする季節になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は最近、時間の許す限りジョギング&ウォーキングを始めました。汗をかくことが好きなこともありますし自動車に乗っているとわからない微細な景色も楽しめます。四季折々という言葉があるように冬の次には春が来ますし、梅雨が明ければ夏がやってきます。また冬の厳しさを知っている分、春が待ち遠しくなりますし夏が暑ければ暑いほど秋には身も心も少し休めたいという気持ちにさせられます。

先日、小学校2年生になる娘に学校の話を聞いていました。道徳や生活にかかる授業も少しずつあるようです。そこで私も娘に対し「思いやりってどんな気持ちだと思う」と聞いてみました。「何?それ?」というような感じで聞き返してきました。「思いやりってね、、、」。私は仁という意味を含め伝えたかったのですがこれがなかなか伝わりません。いじめは駄目だ、仲間外れもしてはいけないという形式的なことは理解できるのですがそれがどのような意味を持つのかイマイチ分からない様子だったのです。私はどんな例えならしっくりくるのか、と考えました。そこで気がついたことがあります。

娘が思いやりの本当の意味、大切さについてわからないのは実はその裏返しである「残酷な経験」がないからではないか。ということです。本人が例えばいじめられたりまたそれを目の当たりにしたりすれば、そこでそのことを見て、自分なりに考えると思います。それが本当の意味で思いやりの心が芽生える、知るということになるのではないか、と思いました。夏の暑さを暑いと思うのは冬の寒さ、春の快適さを知っているからです。年中が夏なら冬を期待しませんし、夏が普通だと思うでしょう。実は人間というのはその反対側にあるものを知り、体験することでより深みが出るのではないか、と考えました。仕事も同じです。仕事の喜びを知ってほしい、充実感で満ちてほしいと経営者であれば、また上司であれば思います。しかしその達成感を知るためにはおよそ苦しい努力と地道な作業を必死にこなさないと得られないということになります。「有難う」と声をかけられ嬉しくなるのはキツイ言葉を言われ「こんなことでめげてたまるか」と努力した人間であればあるほどその嬉しさに深みが増すでしょう。娘に本当の意味での思いやりを教えるには私は空論をかざすより、身の回りで残酷な経験をすることも1つであると思うと、とてもせつなくなりますが人間が成長するにはそれも必要なことなのかもしれません。病気になって初めて健康の大切さを知ります。苦しい思い、思い通りにならない自分を目の当たりにして初めて気づくこともあるでしょう。

仏教では「捨てる心」という教えがあります。しかしこれも最初から何も欲しがらない人にとってみると理解不能ではないでしょうか。その言葉の意味を深く理解する人はきっと「欲して欲して」たまらない人生を歩みそれで挫折し、困難にぶちあたった人ではないでしょうか。ということはやはり「モノを欲しがる時期も必要でありそれもいつか人生の肥やしになる」ということになるのだと思います。戦後、食べるものも着るものにもありつけない時代を過ごした人にとってみると衣食住が揃った暮らしは「豊かな暮らし」にみえました。貧乏を知っているからこそ衣食住が揃った今を幸せに感じます。しかし私の世代のように生まれてからそれが揃っている時代に生きている者にとってみると決して豊かな暮らしの本当の意味を知っているかといえばそうではない気がします。福島の原発で何万人という人がまだまだ苦しい生活を送っています。普段の生活がいかに恵まれているかを実感しその深みを知るのも人生なのかなと感じます。私もこれまでロクデモナイ人生を過ごしてきた分、ついてくる社員と支持して下さるお客様の幸せを願わずにはいらない今日この頃なのです。

株式会社Robin 代表取締役 蜘手健介
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