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代表蜘手のマンスリーメッセージ

2011/01/25

CEO’s mail:11.01

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

大変遅い挨拶で失礼をしましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。1月というのは年の初めの月ということで決めごとも多いこともあり身の引き締まる思いがします。またこの1月、2月は飛騨高山には寒さ厳しい季節であり、名古屋店との往復をする者にとっては地域の季節差を感じる季節でもあります。商売柄、雪は大敵ですが個人的にはスキーも楽しめるし最近始めたカメラでせっせと撮影に講じています。せっかくだから楽しまないと、、、という思いで日々の時間を過ごしていますがそう思えるようになったのも本当に最近のことです。

1月といえば成人式を思い出します。私は20歳という時を学生で過ごしました。私の場合はしっかりと勉強をしたい、より親元を離れ自立したいと気持ちが強くどちらかといえば典型的な「青い」少年だったと思います。特に様式や形式といったものの理解ができないタイプでした。言い方を変えれば合理的ですが、単に親の言うことを聞きたくなかっただけかもしれません。

実はこの頃、親父と「正月の過ごし方」で言い合いをした記憶があります。ちょうどその年の正月の頃でした。私は仲間とカウントダウンイベントや友人などと過ごす楽しい正月にしたいと思い、親に伝えたのですが反対はされないものの「正月は家族で過ごすもの、だから帰ってこい」と諫められたのです。私は「正月なんてただの1日に過ぎない。特に特別な日ではない」と反論しました。

若かった!今思えばただ反発したかったというか親の言うことを聞きたくなかったかだけかもしれません。続いて成人式の話になった時、「成人式は出るべき」という話になりました。もっとも1月の成人式の時期は名古屋にいてバイトに明け暮れていましたし、周りは大人ばかりで同級生との付き合いも少なかったせいか、成人式の準備もそれ自体も忘れていたくらいでしたので「出ない」と答えました。もっとも「成人式」それ自体が理解できませんでした。当時の私にとってみればただ20年になっただけ。それを成人という社会通念上の年齢によって線を引き、君たちには責任が発生したと言われてもじゃ大人になっても責任を取らないやつもたくさん、いるだろうと。形式美としての成人式に出る理由はないしそれよりはバイトが忙しい、、、。というようなことを言った記憶があります。

すると父親は静かに話をしてくれました。世間とは自分の思い通りにならないことが多いこと。自分だけの価値観だけで過ごすこともできるが、公の中で生きてゆくということは従属しなくてはいけないこともある。自分の論理が正しいからと言ってそれが世間とズレがあるのであればそれをしっかりと見て、自分なりに考えることもしなくてはいけないこと。大人になれば好きじゃない人とも付き合いをしなくてはいけないし、知っていることも知らないと言わなくてはいけないことも出てくる。今すぐ大人にならなくていい。ただもう子供扱いをされない年なのだということをお前なりに考えなさい、、、。 おそらくあの時は親父と初めて大人同士として向き合った時でした。そして初めて「大人」を意識したのです。

嬉しかったですね。向き合って話ができたことが本当に嬉しかった。参加したくなければしなくていい。しかし世の中ではこれが成人式というのだ、ということを知っておくのはマイナスではない。結局、自分の意思で成人式に参加しました。セレモニーは期待通りのくだらないものに終始しましたが、私の心は少しだけ晴れていました。成人式の当日、家へ行くと親父から手書きの手紙が置いてありました。それは今でも忘れない心温まる激励の内容でした。

あれから20年がたち私は今年40歳になります。あの時よりは大人になっているでしょうか。現在、息子も10歳。あと10年すれば今度は私が「ちゃんと正月には家に帰ってきなさい」と言うのでしょう。どちらにせよ今度は私が向きあう番になるのでしょうね。その日を楽しみに今を過ごしたいと思う今日この頃です。

株式会社Robin 代表取締役 蜘手健介
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