増税の延期発表と採用活動

10%の消費増税の再延期が決定しそうである。安倍総理は4月の国会内で

「リーマンショック級もしくは大震災級の事態にならない限り消費税の増税は実行する」と発言をしていた。

久しぶりに聞いた“リーマンショック”。今になってわざわざ言う必要があるのか?と感じた。

5月25日、26日で伊勢志摩にてサミットが開催された。そのサミットにて安倍総理が各国首脳に配布した資料には「リーマンショック級の経済の落ち込みが予測される」というデータがあった。

またなぜリーマンショック??とその時は感じたが、サミットのすぐ後、消費増税の延期を発表。

自分で種を蒔き、そして刈りとるという起承転結だ。4月の国会答弁は“振り”だったのか。

サミットを利用したのは消費増税については国際公約という面目もあったのだろう。わざわざ持ち出さなくてよい資料をサミットに用意したことをみると、世界に発信する機会と大義名分としてはよい機会だったか。

円は111円まで売られ、平均株価も上昇した。増税延期は世界的にはネガティブなニュースであるが、その割には悪い反応ではないだろう。後は夏の選挙をダブル選挙にするかどうかが争点となりそうだ。

兎に角、住宅事業者にとっては胸をなでおろしたニュースであることには違いないが報道を見ていると賛否もあるようだ。特に報道機関やメディアのコメンテイターは“なぜ増税しないのか?”と食ってかかるような意見を言う人もいるが、実態経済を理解していない馬鹿?である。

この国内の経済の停滞感は間違いなく2014年の増税から始まっている。税収の増加は円安効果があったものと駆け込み需要という一時的なカンフル剤に過ぎない。これでインバウンドが落ち着き、また円高に振れていけば一気に国内経済は停滞から収縮へ向かうだろう。その時には抜本的な改革ができればいいが今の議院内閣制と選挙制度がある限り難しいと言わざるをえない。舛添氏のパフォーマンスに東京都民は御苦労様だが、税金を使っている人間が、あの程度だと思うと税金を増やす前にもっとやることがあるはずだ、と思わざるを得ない。

話は変わるが、増税が延期となれば企業戦略にも影響を与えることになりそうだ。特に採用である。

弊社の2017年新卒採用活動も大詰め。5月後半から最終選考会がいよいよスタートした。

“学校のような会社”と社員が言うように弊社は新卒社員、第二新卒との相性が非常によい。弊社の現在の正社員における新卒、第二新卒が占める割合は7割を超えている。逆にいえば特に業界経験者が馴染みにくい会社ともいえる。キャリア採用者は技術系が多く、営業社員は新卒が多いことが特徴だ。

弊社は当初から新卒社員ばかりを受け入れてきた。新卒が多いことと企業の成長スピードはリンクしないかもしれないが、16年経ち振り返ってみると、まだここまでかと思う一方、新卒ばかりの割には健闘している方かもしれない、と感じることも多い。

そのようなことを考えると今後の弊社の成長戦略は新卒社員の質と量にかかっているということなる。

さて2017年の新卒採用活動。

さすが最終選考会まで残っている学生は、どの顔を見ても意欲に溢れ、いい表情をしている。その分、他社からの内定なども出ている学生がほとんどで、最終選考会は学生を面接するだけの会ではなく、なんとか入社して頂こうと弊社のその魅力を伝える場でもある。

弊社のような中小企業の選考会に参加している学生は大手希望がそもそも少なく、業界や地元といった軸を持っている人が多い。聞くところによるとシャープ、東芝や三菱といった超大手の不祥事をみて幻滅する学生も少なくないようだが、それでも大手と中小企業の信頼性とブランドは大きな違いがある。

大手には大手の魅力があるし、中小企業には中小企業の魅力があるが、弊社も自社の魅力を上げて1人でも多くの人材と縁があることを祈っている。

増税になろうとならまいと、私たちは与えられた環境で仕事をしなくてはならない。増税などという外部要因にぶれない会社にしなくてはならない。差別化か、商品か、それとも人か?

弊社は人を選択したい。


5月 マンスリーメッセージ 変化を楽しむ

名古屋は蒸し暑い日が続くようになってきました。もうすぐ6月、梅雨の時期ですね。でもそれが過ぎれば大好きな夏がやってきます。

Robinの蜘手です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

さて日頃は出張が多く高山の自宅で過ごすことが少ない私ですが、その高山の自宅は9年前の2007年に新築をしました。私が自宅を建築するきっかけになったのは、フラット35の低金利に魅力を感じたからです。いつかは家を持ちたい、ではいつか?今は低金利だから今しかない!と住宅ローンを目一杯借りて建築をしたのです。その時の金利が35年固定で2.75%でした。

「もうこれ以上、下がることはない」と言われ続け、またお客様にもそう言い続け9年経った今、

まさかのゼロ金利から、これまたまさかの!マイナス金利時代へ突入しました。それをきっかけにしたのか3月くらいから各種住宅ローンの低金利化がまた加速しています。

私もこの5月、フラット35で住宅ローンの借り換えをしました。

私が借りた当時9年前は35年固定で2.75%なら驚きの低さであり「いつかこんな時代は終わるから今のうちに借りた方がいい」と世間では言われていましたが、あれから9年たち、私が今回借り換えた金利は0.9%です。(20年固定)。

いくらの借り換えによりメリットがあったのかはここでは公開しませんが、驚くほどそのメリットは大きかったです。私の場合、期間は短くなって、尚且つ支払う金額も下がったのですから、それには驚きました。

借り換えの場合、団体信用生命保険、いわゆる団信の告知事項に変化がなく、その加入と支払い状況に問題がなければ、ほぼ100%借り換えが可能だそうです。私はフラット35からフラット35への借り換えでした。融資手数料や印紙代まで借り換えのローンに含めることもできるというので手出しなくそのメリットを享受できる時代となりました。仮審査の結果が出るのが2週間、必要書類を揃えたりして実際にはそれから3週間ほどで手続きは完了します。司法書士に委任をすれば借り換えの際、銀行へ出向かなくてもいいですし、フラット35の契約は自宅でも契約が可能だそうです。

「かなり得をしたなあ」という思いが、財布の紐を少し緩ませました。

それをきっかけに、自宅の庭を少しリフォームしようと思っています。

ウッドデッキの中心に穴を開けて、ケヤキを植え、これまで外周面にあったドウダンツツジを移動し、カイヅカイブキを植えます。このカイヅカイブキは高さが2mを超えますので雰囲気のいいクローズした空間を期待しています。自宅を建築し9年ほどになりますが庭が少しづつ手を加えてきましたがこれまでは春先にはいつも庭を眺め、あんな風に、こんな風にと妄想を膨らまし、見積を取っては、見送ったりまた来年に先延ばししたりと、お客様の気持ちを理解しつつ(笑)、私も今年はリフォームを楽しんでいます。

5年以上前に借りた方で残額と金利によりますが、気になる方をおられたら是非担当の営業マンにお尋ねください。できればその浮いたお金で外構工事や外装工事など気になる部分のリフォームなどをしていただけるともっと嬉しいです(笑)

変化といえば、弊社名古屋店もリフォーム受注を本格稼働することにしました。これまで新築工事がメインでしたが、社内体制の変更もあり、また2月から仕掛けていたリフォーム集客が思いのほか好調なことを受け、この5月からシフトチェンジをしました。加速と変化。どちらも刺激的で私の人生には不可欠な要素です。一度きりの人生。変化を楽しまなくてはと思う今日この頃です。


熊本地震視察と義援金

 5月6日。ゴールデンウィークの合間にJackグループ・九州ブロック会長の中村理事と今回の熊本地震で大きな影響を受けた熊本市のグッドハートの平田社長の元へ伺った。

今回の目的は2つ。リフォーム事業者として住宅を含む構造物の損壊の実態と復旧・復興に際して住宅事業従事者にできることについての視察。もう1つの目的はグループの有志で集めた義援金を渡すことであった。

今回は時間の都合上、福岡から自動車で熊本入りをした。

高速道路は目立った渋滞も損壊も見られず順調であったが熊本インターチェンジのゲートは取り外されており、地震の被災の跡が見られた。

グッドハート社にて平田社長とお会いし、被災についてお見舞いを申し上げ、ご無事であったことに安堵をした。平田社長本人もすこぶる元気そうで何よりであったが、実際は矢継ぎ早になり続ける顧客からの電話対応、職人さんの手配などしなくてはいけないことに気持ちが向かっているようであった。

被災地の視察をした。今回の熊本地震の特徴は震度7が2回発生したこと、その後にも群発的に地震が発生していること。今回の地震で注目を集めている中央構造線に沿ったラインの損壊が壊滅的であったことだ。中央構造線は関東から九州へ、縦断している大断層系で日本列島の成り立ちに大きく関わっている構造線である。

自動車で走ってみると、ややブルーシートなどで屋根を覆っているのが点在はするものの、熊本市内は平常を取り戻しているかのように見えた。ホテルの営業は未稼働のところも多いようだが飲食店や繁華街は通常を取り戻しているという。

しかしその景色は益城町に入った辺りから一変した。ブルーシートのかかっている家はまだよい方で、紙の家のように木っ端微塵になっている家屋も多く見られた。「震度7ってこんな感じになるのか」と改めて自然の摂理の大きさに驚愕をした。東北沖大震災の時には見られなかった倒壊の仕方だと感じた。

断層から外れているとみられる地域との違いは驚愕であった。これは民間事業者にできることは限られているだろう、というのが率直な感想であった。倒壊の原因は設計仕様の問題ではなく日本列島の問題だと感じた。

グループの義援金については29社に協力を頂き、150万円が集まった。有志頂いた方には心より感謝申し上げたい。

支援の仕方は色々あるだろう。私が訪れた前日まで、すみれ建築工房の高橋社長は社員大工と共に5日間、滞在し、被害のあった家屋の調査や現場作業に汗を流したとお聞きした。福岡のTRNの中島社長は地震発生直後の水も食料もない時に福岡からトラック1杯の物資を持ち込み、グッドハートの社員さん、ご家族は涙を流して喜んだとお聞きした。

それぞれボランティア活動に参加をしたり、近隣の方へ代理で依頼をされたりと行動は違うにしろ「何かできることはないか」という気持ちは皆、同じなのだ。経済人として利益を上げてより多くの納税をする、経済を停滞させぬよう消費を多くする、ふるさと納税を利用する。何もできなければ、遠い空から声をかけてあげる。人と人はつながって生きている。そう感じるだけでもいいと思う。

今回、「会社に余裕があるわけではないのですが、使ってください」とメッセージを下さった会員もおられた。この義援金は心の込もったお金である。私にかかるその責務は小さくはない。

今回、この義援金をどのように利用していただくかは理事会からの意見を聞いたが、結論から言うと150万円を1万円、150枚のリフォームクーポンにしてお渡しをした。

平田社長自身、現金を受け取るのはやはり心苦しそうであったし、事前に「修繕をしなくてはいけないが、お金に困っている方や収入のない老人の方が途方に暮れている」ということを聞いており方策を思案した。

そこでグループとしては150万円分のクーポンを被災地・熊本市の会員である平田社長に渡し、平田社長の判断で給付してほしいとお願いをしてきた。上限を決めるなり、優先順位についてはお任せをしてきた。費用負担があれば大きな改修はできぬともそれによって生きる力が湧くこともあるかもしれない。

今回の視察ではボランティアなどお手伝いする時間が取れなかったのは大変残念であった。日帰りで熊本を離れる際、平田社長に「困った時にはお互い様です」という声をかけさせていただいた。

機中にて「復興でき、次に震災などがあれば必ず支援する側になります」という平田社長の言葉が頭を離れなかった。

人と人は繋がっている。そう感じた熊本視察であった。


面白いと感じたビジネス メモ

面白いと感じたビジネス
 今回は最近、面白そうだなと思うビジネスがあるのでご紹介したい。
 まず1つはAirbnbというサービスだ。https://www.airbnb.jp
Airbnbとは現地の人が空き部屋を提供できる宿泊サービスで2008年に登場をした。ビジネスTOビジネスをB2Bと呼ぶのに習って、このケースはP2Pというらしい。
 日本でも外国人旅行者が増えていることと、空家利用についての取り組みということで、民泊という制度が徐々に認知をされてきた。その先駆けとして東京都の大田区は民泊を条例化し、話題を呼んだ。

 ゴールドマンサックスの調査によるとこのサービスを利用したことのない人は従来のホテルがいいという人の割合は79%だが、過去5年以内にP2P宿泊サービスを利用した人ではその割合は40%まで下がるそうだ。私の周りでも利用している人がいる。非常に安くホテルにない快適さと自由さがたまらないらしい。また貸している人もいる。通常は例えば月家賃10万円の3LDKがP2Pサービスだと4人泊で1人6000円で、15日稼動でも36万円となる。これまで賃貸をしていたオーナーがAirbnbに登録をしたという話もよく聞くようになった。もちろん問題や課題も多いが今後、目を離せないビジネスだと思う。

 2つ目はクラダシドッドJPである。https://www.kuradashi.jp

これは過剰生産をした製品や賞味期限などの関係で店頭に陳列できないものなどをまとめ買いし、会員に提供をしているサイトである。社会貢献団体への支援も行っており非常にスマートで今の時代にマッチしているビジネスである。
日本では例えば食品の廃棄処分などもちろんダメになったものもあるが、十分に安全なのだが法令上処分しなくてはいけないものや、過剰在庫として引き取り手がなく処分するしか方法がない食品などもたくさんあるという

 またサイトを見ると例えばそういった処分品を安く提供してくれている協賛会社が明記され、中には定価の30%以下で買える商品もある。またそれを購入すると支援先団体を選択できその1部を還元している。捨てるはずの商品が安く提供され、またその費用の1部が支援団体に寄付されるという仕組みだ。今後も広がりを見せるだろうし協賛する企業も増えるだろうと思う。注目である。

 「乗り放題」のビジネスを2つ紹介。1つは米国だが月額2950ドル、日本円で約35万円でアメリカ国内の航空機代は乗り放題のサービスだ。これは米国の旅行代理店のOneGo.Inc社のサービス。
 米国は国土が広いために飛行機社会である。しかし路線と料金体系の複雑さ、購入の煩雑さへの不満大きく、ヘビーユーザーのビジネスマンの間で話題になっているという。

 もう1つはこれは日本だが、中古車売買大手のガリバー社が開始するサービスで、月額定額の「クルマ乗り変え放題」だ。これが実現すれば世界初だという。レンタカーやカーシュエリングと競合する場合の差別化やそもそも所有欲の対象である自動車にこの乗り換え放題が通用するかわからないが、注目のサービスだ。自動車を持つ、買うという意思決定がもう少し軽くなればカジュアルに車を乗りこなしたいという若者には有効かもしれない。

 最後に紹介するのは百貨店の「友の会」である。マイナス金利で銀行に預けていてもお金が増えないという時代、百貨店では友の会という積立サービスへの問い合わせが急増しているという。使い道は限定されるが金利換算で8%以上に相当し、お得感が人気なのだそうだ。私の知り合いにも友の会ファンがいて何かにつけ利用している様を見るとやはりファンも多く魅了するサービスなのだろうと感じている。弊社でも修繕積立金のサービスを顧客向けに展開している。利用時にはポイント集計の10%が付与される仕組みになっており、将来、リフォームをしたいという方から、急場をしのぐメンテナンスにも利用する方まで目的はさまざまだ。退会率は極めてゼロに近く人気のあるサービスである。

 時代が変わればビジネスが変わる。いつもアンテナを張っておきたいと思う今日この頃。


アユタヤの風に吹かれて

アユタヤの風に吹かれて

元プロ野球、清原選手の覚醒剤所持での逮捕をバンコクで知った。野球少年であった私にとって清原選手は本物のスーパースターだった。

バンコク。今回で何回目になるだろうか、4泊5日の日程。例年に比べ暖冬の日本だが、バンコクは連日30度を超え、日本でいう夏の季節。

1月正月からぶっ通しで動いてきたのもあり、リフレッシュできたショートバカンスであった。

例年だとスケジュール一杯にゴルフを詰め込むのだが、今年はその合間に様々なところへ出掛けて来た。国技であるムエタイも観戦した。多くの観客が賭けをしているようで声援は大きく、迫力があり、とても面白いものだった。聞くところによると20バーツから100バーツと少額だそうだが、市民の娯楽として楽しんでいるようだった。

市内の寺院も回った。エメラルド寺院を呼ばれる王宮とワットプラケオ、46mの涅槃像があるワット・ポー、朝日が最初に差し込む場所であることから暁の寺と呼ばれるワット・アルン。有名どころばかりだが、王朝文化を肌で感じることができた。

今回のバカンスの目的の1つはアユタヤ遺跡。カメラを片手に足を伸ばした。

アユタヤはバンコクから車で約90分、市内からおよそ80キロ北に位置する古都である。タイは王朝を継いでいるが、1350年から400年間はアユタヤ王朝の都として栄えたと言う。現在は歴史公園として保存され、世界遺産にも登録してある。

初代王を祀るために建てたワット・プララムの塔や、菩提樹の根に覆われた仏頭を見ることができるワット・マハータートなど広範囲に渡り貴重なものを多く見ることができる。

アユタヤは一見すると王朝と戦争の古代遺跡のようだ。しかし、アユタヤ王朝が栄えた13世紀といえばで日本では室町時代であり、都に金閣寺や大衆文化がきらびやだった時代である。遺跡は貴重だが、当時の建造物としては日本とは比較にならないがタイという国、東南アジアの歴史を知るという意味では大変意味のある遺跡群だと思った。

14世紀中頃にアユタヤ王朝初代王が現スリランカから帰国した修行僧たちの瞑想場として建立したといわれるワット・ヤイ・チャイモンコンという寺院にも訪れた。

修行僧が瞑想をしたという寺院に登ることができる。私もそこに登り、しばし風景を楽しんだ。

眼下では多くの観光客で賑わう風景が見えた。中には袈裟をはおり、修行をしている僧もいた。

遠くを見た。ここから見える風景は650年前と何も変わっていないのではないか。そんなことを思っていたら一瞬、トリップした感覚に陥った。

「大海即ち1滴なり。1滴即ち大海なり」

この一瞬が即ち今であれば、その一瞬の連続が永遠である。永遠とは今の一瞬に過ぎないとすれば、650年前のこの場は即ち、今の一瞬と何ら変わらないのではないか。爽やかな心地よい風が吹いていた。舗装をしていない道路では砂が舞っている。葉の擦れる音がし、石の温かみを感じた。その場所を問わず、人がいるところに文化や習慣、文明が生まれまた廃っていく。長い年月を重ね得るものもあれば捨てさっていくものもある。

大海も1粒のしぶきも同じ海であるように、ここにいる時間は今であり過去であり、未来なのだろう。

また世の中の全てが奇跡だとするなら、その全ては必然だ。この世の全てに意味があるなら、その全ては無意味に違いない。私のこれまでの人生も一瞬であった。これからも一瞬に過ぎてゆくだろう。

遺跡に立ち、アユタヤの風に吹かれた。見上げれば、それは澄み切った青空。650年前の王はこの空を見て何を思ったか。一瞬に過ぎたであろう年月はまた永遠の一瞬なのかもしれない。


Jackグループ新年賀詞交歓会

1月26日、名古屋市の国際ホテルにて
(社)Jackグループの新春賀詞交歓会が参加者120名のもと、盛大に開会、盛会のうちに閉会した。
準備に携わって頂いた3期理事会の皆様をはじめ、参加して頂いた皆様に感謝を申し上げると共に、無事開催されたことに胸をなでおろしている。
二次会、三次会と名古屋の夜を楽しんだ方も多くおられたようだ。
実りある1日となれば幸いだし、主催者としては嬉しく思う。

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さて今回で3回目の開催である新春賀詞交歓会だが、昨年に引き続き基調講演をリフォーム産業新聞社の加覧社長にお願いをした。
この業界では間違いなく影響力と情報の多さを持つメデイアである。昨年も同様の感想を持ったがやはりこの業界をよく分析されているし、非常によくまとまった講演であった。ここでその内容をかいつまんでご紹介したい。
住宅リフォーム市場3つの注目ポイントということで消費者行動の変化、コスト意識の向上、生涯設計を挙げられていた。

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消費者行動についてはリプレイス、DIY、ローカル中古再生の3つ。
リプレイスという見方は偶然だが私も講演での内容と合致していた。

私は大型リフォームは今後縮小の傾向にあると考えている。要因はここ数年の住宅性能の向上と、原資となっている高齢者の貯金の減少である。事実、昨年は住友不動産の新築そっくりさんが売上を減少したという。

当然、消費増税の影響もあるだろうがこのまま右肩あがりで大型リフォームが増加するとは考えにくい。
リプレイスといって設備の交換需要やリフレッシュ需要はクローズアップされるだろう。
コスト意識の向上という点でエネルギー問題、外装リフォームによる資産価値の向上、戸建空家管理を挙げられていた。

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私が注目したのは戸建空家管理である。私も不動産事業を始めて気付いたことだが、特に地方の不動産事業は顧客思考ではなく、我田引水思考が強いと感じている。
1つの理由としては多くの事業者が社会性を強く求める必要のない事業の範囲でやられていることがあると思う。管理というだけで何もしないなど顧客ニーズに合致していない業者も多い。
戸建管理に限らずチャンスは山ほどあるのが今の不動産業界である。
生涯設計ということで、エイジングプレイス、ライフスタイルコンサルティング、潜在需要の彫り起こ氏の3つの紹介があった。
今後、避けることのできない高齢者社会に向けてリフォームという枠にとどまらず、どのようにして社会に向き合っていけるかの問題提起があった。

 

私の講演では、Gooランキングが2014年に発表した「こんな経営者はイヤだランキング」をご紹介しつつ、経営者の質についての3つをお伝えした。
その3つとは社員教育、営業技術、また採用について学生から感じたことである。

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まずは社員教育について。私たちの事業は顧客にとっての社員は全てである。すなわち会社の代表である。
代表ということであれば、現場判断や顧客との決断は会社のそれであり、それは経営者のそれでなくてはならない。理念で動くと言うが、重要なのはその理念がどうした生まれたかの思考であり、あるべき論ではない。
2つめ、営業技術についても努力を求めた。この情報社会では様々な意味で差別化は存在しないと考えている。
答えを見せると他者が真似をする。営業力は集客にも影響する。答えを見せて集客をすれば、営業は楽だがすぐ模倣される。
集客は謎かけである。謎解きは営業の仕事。営業技術をどう広めていくか。これは私の課題でもある。
3つ目は愛知大学で学生を前に講演した時に感じたことである。学生は右肩上がりや成長、金を稼ぐなどといったことに興味を示さなかった。時代は変化している。私たちもそれを感じていかなければならぬ。

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2016年 仕事始め

今日の飛騨高山は曇り空。雪のない仕事始めは非常に珍しいですね。

Robinの蜘手です。

今日、1月6日よりRobinは2016年がスタートします。私は高山本社にて出社し、日枝神社にて初詣。私は長期休暇明けに体調を崩したりする奴が嫌いと昨年公言をしたのですが、今年は誰もマスクもせず元気な顔で出社してくれました。

今年も大きな事故や怪我のない1年になるようにとお願いをしました。

それから、正月らしく各店舗では書き初め大会がありました。

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明日の会議で優秀賞?の発表だそうです


謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。

2015年は心機一転、ブログをしっかりと更新しようと目標に決めたRobin蜘手です。

しかし今年のお正月は暖かいですね。このまま雪のない冬で終わるのでしょうか。

それはそれで有難いことですが雪が好きでウインタースポーツが好きな私にとっては”スキー場にはしっかり降ってほしい”と願ってやみません

とは言っても年末に志賀高原スキー場へ行ってきました。

さてRobinの2016年は1月6日より全力でスタートします。しばしの休暇を楽しみたいと思います

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10月 NYC

早朝に飛騨高山から名古屋へ自動車で向かっていると朝日にきらめくように光る紅葉が目に入ってきました。もうそんな季節なのですね。早いものであと2ヶ月と少しで今年も年末です。

Robinの蜘手です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

弊社Robinには社員が生き生きと働くことができる職場になるようにと、さまざまな制度があります。その1つがバケーション制度です。

この制度は7日間のバケーションを申請した人に補助金を支給し、仕事を離れて楽しんでもらうというものです。私たちの仕事は土日が営業日になることが多く、特に社員の子供には休日に家族と触れ合いたい時期に辛い思いをさせていることがあります。

だからといって有給休暇もなかなか取得しにくいもの。この制度は積極的に家族孝行の意味で長期の旅行などへ行きリフレッシュしてきなさいな、という意図でこれまでも多くの社員が取得しました。

経営者である私は有給も補助金もありませんが(笑)リフレッシュという意味で10月に米国のニューヨークへ行ってきました。男の1人旅でした。

感想を一言でいえば素晴らしい体験でした。中学2年生レベルの英語でコミュニケーションを取り、地下鉄に乗り市内を巡り、時間があれば歩いてセントラルパークへ行きでコーヒーを飲みました。

まるで自分の中の固まっていたものが次々とほぐれていくような感覚でした。

ヤンキースタジアムで田中投手の試合を見て、最終日にはミュージカルのウィックを観劇しました。

「NYは危険な街」というイメージも払拭されました。

特にマンハッタンは非常に整備されており、私のような観光客をあたたかく迎え入れてくれました。日本でも危ないエリアや時間は存在します。同じような意味で私には安全だと感じました。

滞在中、やはり感じたことは仕事は人生の目的ではなく、人生を豊かに生きるための手段だということです。私は経営者ですから仕事が人生そのものだという感覚がどうしてもつきまといます。だからこそ良い仕事をするにしてもやはり人間の幅というか、自分自身の心の成長が必要なのではないか。

そんなことを思いました。

なんの目的もなく訪れたNYでしたが、充実した1人旅でした。

私が好きな映画で2014年の公開された「LIFE!」というものがあります。

主人公は引っ込み思案で空想が好きだったのですが、仕事で指名を受けある人物を探しにいきます。この映画には人生は素晴らしいものであり、それには行動が必要で、今1歩踏み出そういうメッセージが込められています。

To see the world,things dangerous to come to, to see behind walls, to draw closer, to find each other and feel. That is the purpose of life.

世界を見ること、 危険なものを見ること、 壁の向こうを見ること、 近くに引き寄せること、 お互いを知ること、 感じること。 それが人生も目的だ。

これは映画の中に出てくる1つのメッセージです。今は便利な世の中です。ネットがあれば世界のどんな情報も手に入りますし、イメージすることも可能です。

しかし人生には自分で行動し見て聞いたものでないとわからないこともあります。便利になったかたこそアナログな体験も貴重であり、行動することでしか得られない価値もあると思います。

私自身がガンを経験し一度は人生を諦めかけました。生きている間に冒険をしよう。そんな風に思っています。皆様も人生を楽しんでらっしゃると思いますが、私も負けじと楽しもうと思います。

さて今年も住宅に携わる者とすればストレスのかかる時期がやってきました。

年末にかけ1年で1番の繁忙期となります。また私どもは12月が決算期となりますからそういった意味でも重要な時期です。社員一同、皆様に心より感謝をし、そして仕事を楽しみたいと思います。


安保法制議論に思う

しかし暑い日が続きますね。皆様、ご自愛くださいませ
今日は7月最終日。今月も色々とありましたが、良い締めくくりになることに期待しています。

Robinの蜘手です。

さて安保法制議論が衆議院から参議院にその場を移して続いています。
ネット上でも賛成と反対と意見が分かれていますし、識者の間でも賛否の声がありますが、安倍総理も「アメリカの強い要請があり」と言ってしまえば楽になるのにといつも思っています。

4月に防衛省から出された日米ガイドラインにはくっきりとその概要が書かれていますので興味ある方は覗いてみてください。

日米防衛協力のための指針(防衛省HPより)

わかりにく文章は並びますが、要約すると「引き続きアメリカは日本を守るから、もっとアメリカに積極的に参加せえ」と言っているように思えます。
国際的な平和的活動、いわゆる国際連合軍として活動をせよということなのでしょう。
私は専門家ではないので正解がどうかはわかりませんが、いずれにせよアメリカからの強い圧力があってこその法制化に思えます。

ま、私は1国民ですから国会で決まったことには従わなくてはなりません。与えられた環境の中で生きるしかありません。
嫌だったら決める側の国政に参加するか、この国を出るしかないでしょうね。まさかデモで世の中変わるとは思えません。(学生さんたちはご苦労さんだと思いますが)
だからこそ為政者には立派な人であってほしいと願います。しかし時にそうでないことが多くあり私たち国民は辛い立場に置かれることが歴史上見聞されています。

しかしこの構図は企業にも同じことがいえます。社員は会社が決めたルールに従わざるをえません。嫌なら経営陣になって改革するか、退社し理想の会社へ入社、もしくは自分で立ち上げるかになります。居酒屋で愚痴や不平不満を言う分には気持ちいい(社員の特権ですね)かもしれませんが、それで会社が変わるとは誰も思っていません。
だからこそ特にオーナー企業の経営者は立派であって欲しいと社員は願っていますが、なかなかそうはいかないのが世の常ですね(泣)

安保法制で「へえー」と思ったことは、この議論を「是非議論」と「違憲合憲議論」を一緒にしている人が多いことです。私は専門家ではないのですが違憲か合憲かは裁判所が決めることではなかったでしょうか。国民に違憲か合憲かなど聞いてもわかるわけがないし、だいたいにおいて(私を含め)憲法をしっかりと読み込んでいる国民がどのくらいいるでしょうか。みんな、雰囲気で話をしているに過ぎない気がしています。

是非議論を優先しそれを尽くした後、違憲か合憲かに移るべきでしょう。

違憲合憲ということになれば、「憲法違反だからこの法制はダメだ!」という方は、例えば憲法が変わればOKなのでしょうか。
憲法が変わっても戦争はダメなのでしょうか。憲法を守ることとこの国が平和でいられることはあまり関係がない気がするのですが。

社内でもたまに耳にすることがあります。

「結果が出ていないので、文句(意見)がいえない」というものです。よく上司も「結果を出してから言え」という人がいます。
この論理が正しければ、結果が出れば何でも言えるということになりますが、それは間違いです。
結果を出しても通らないものは通りません。逆にいえば結果を出してなくても、必要であることには耳を傾けます。それは会社というのものです。

私的には、アメリカの強い要請があり断ることができない、と言ってくれればまあ、仕方ないかなと思います。今の対日本圧力に対して日米同盟は唯一の抑止力に思えますし、今更自国防衛を全て自前ですることの方がよほど戦争に近くなると思うからです。

しかしそうでない場合はやはり自国防衛のために武力行使を容認する個別的自衛権、時に憲法拡大解釈でいいのではないかと思います。
多国籍軍の一員として、アメリカによる世界の警察のメンバーとして諸外国の第1線で活動するというのは日本じゃなくてもいい気がするのですが。
それから後方支援と経済協力において国民の税金を投入することで世界的な平和的活動の一員と呼べないのかなと思います。

うだうだと書きましたが、いずれにせよ私たちは国会で法制化されたことに従わざるをえません。
一国民として静かに見守りたいと思います。