私はゴルフが好きなのだが「なぜゴルフにそこまで熱中できるのか?」の答えは「思い通りならないことが、ムキにさせるのではないか」である。

練習ではうまくいくのに、本番ではうまくいかない。しかしやり続けていると以前は出来なかったことが出来るようになる。

一気にうまくなることができないのがスポーツの面白さであり競技の面白さでもある。だからこそ、そこに諦めを感じる時もあれば、ムキになる時もある。習いとはこのような積み重ねをいうのだろう。

ゴルフに限らず思い通りにならないことだからこそ、真剣にやる楽しみがあるのだと思う。

先般の Jack グループの基調講演でゴルゴ松本氏の“命の授業”を聞いた。

「日本語の50音は愛(あい)で始まり、恩(をん)で終わる」「勉強するより慣れろ」多くのことを聞いたが、私が印象的だったのは、

「人生には辛いことも苦しいこともある。これを難という。困難、苦難、災難。できればこの難はない方がいい。しかし“難が有ること”を“有難い”といい、感謝の気持ちを伝えるのにも“有難う”という。ここの人生をより良く生きるヒントがあるのではないか。また難のない人生を、無難という。無難な人生なんてつまらない」
「難のある人生か、、、」

私も自分の人生を振り返ってみた。

これまで思い通りになってきたこと、そして思い通りにならなったこと。どちらもあったが、思い通りになったことは10%くらい。あとの90%は思い通りにならなかったこと、もしくは思い通りにできなかったことではなかったかと思う。 だからこそムキになって、必死に仕事をしてきた。思い通りになることなんてなかった。しかし思い返すとうまくいかないことからこそ、成長してきたとも感じている。
例えば14年の消費税の増税。問い合わせがガクンと減り、大手が値引き競争を仕掛けてきた。これまで経験したことのないような環境の変化に私たちは戸惑った。これが続くとキツイ、そう感じていた。
「何もかも、思い通りに進まない」

私はその苦しい状況を社員に公開をし、私たちがすべきこと、進むべき方針を議論し、改革を実行した。リストラや統廃合、配置転換や昇降格など、すべき事に手を打った。やっている最中は成長なんて考えることはできなかった。とにかく必死だった。社員は本当によく実行してくれたし、今でもあの苦しさを忘れてはいないだろう。

その結果、強い組織になった。次年度はしっかりと利益も出た。今期も順調に推移している。外部環境が少々変化しても、俺たちには関係ない。そんな強くブレない組織になったと感じている。まだまだ問題や課題は残っているが、思い通りにいかない事てがあったことで、また1つ成長できたのだと思っている。そう考えればあの苦難、困難に感謝しなくてはいけないだろう。
「思い通りにならないこと。それもまたよし」

これが本当の有難うなのかもしれない。 皆さんはこれまでの人生は思い通りに描いた通りだっただろうか。それとも思い通りになっていない人生であっただろうか。
思い通りではなかった人生の方は、その難がいつか“有難い”に変わる時が必ず来る。そう信じて精進を続けてほしいし、歩みを続けてほしい。 私たちは歩みを止めることは簡単であると知っている。いつでも止める事ができるから、私は歩みを止めない。

だからこそ、思い通りにならないこともそれもまた良し。

私たちにゴールがあるとするなら、それは平凡のいう名ではないはずだしそこは行き止まりである。

苦難、困難、災難。難が有るということは成長ができるということ。

難が有ってこそ“有難い”と思える人生。

無難な人生なんてつまらない。そう思う今日この頃である。


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