ミャンマー視察後記

一気に秋の香りですね。飛騨高山は少々寒さを感じます。

Robinの蜘手です。

21日から23日の弾丸日程にて東南アジアのミャンマーへ視察に行ってきました。その後記のコラムを下記に掲載します。アジアはどこへ行っても同じ雰囲気ですね。お腹もしっかりとやられてきました、、、。

ミャンマー視察後記

 2013年9月21日から23日、3日間の弾丸日程でミャンマー視察へ訪れた。アテンドは大分の坂井建設の坂井社長。すでに1年以上前からミャンマーに入り同じ日本人のパートナーと現地法人を立ち上げ建設事業を開始。「驚くような現状なので一度、見てみるといいよ」というお誘いを受け6名で現地に入った。ミャンマーというと日本人にはなじみがないかもしれないが「ビルマ」といえばご理解する方もおられるだろう。また「ビルマの竪琴」という映画の名を聞いたことのある方も多いのではないかと思う。ミャンマーは地理的には東南アジアに位置をする共和制国家である。北に中国、東にタイ、ラオス、西にバングラディシュが国境を接しており北西にはインドがある。航路については日本からの直行便もあるが私はタイ経由で入国をした。日本からタイまで約6時間、タイから約1時間。ミャンマーの国土は日本の倍。人口は約5800万人。日本のおよそ半分であろうか。首都はネピトーだがヒト、モノ、カネの中心はヤンゴン。旧名ラングーンである。

 近代史での注目点は2011年の民主化であろう。未だ議席の4分の1は軍関係だとはいうものの世界はアウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟が政党として再登録されたことを支持した。アメリカのクリントン女史と抱擁したシーンはその象徴であり世界に向けての発信であった。それをきっかけに世界からのカネが集まってきているというのが今の状況である。

 日本とは平和条約を1954年に結び友好的な関係を築いてきた。日本は2013年現在、約5000億円の延滞債務をすべて解消し910億円のODAを今年度内に供与すると安倍首相は発表している。

 さて今回の視察も目的は不動産、アパートなどの賃貸物件工事、建材視察であった。感想を一言で言う「よくわからない」と「カオス(混沌)」であった。貧富の差がとても激しい。私は人件費の目安をマッサージ代にしているのだが東京だと1時間6000円が基準となる。バンコクは1時間で1200円程度。しかしヤンゴンでは1時間で400円であった。チップは別とはいえ破格である。これで店主は大儲けだというからいかに地方からの出稼ぎ労働者の賃金が安いかがわかる。成人男性の一般的な月給が7000円。少し高くなっても月給1万円だとか。「ラストフロンティア」を求める資本の気持ちもよく理解できた。しかし異常の高騰しているのが不動産物件である。オフィス賃料は東京都心より高い。ちなみにミャンマーの名目GDPは日本の100分の1にすぎず誰かの手助けがないと国が成り立たない状況なのに、である。さらに驚くべきことはワンルームマンションが飛ぶ様に売れ500万円以上の高値で取引をされているとのことだった。明らかに日本より高い価格設定である。しかもミャンマーでは外国人が不動産を所有できない。方法としては現地人に代理をさせることで取引が可能になるとのことだが実は買い手の多くは現地のミャンマー人だという。しかも買いつけた瞬間に値があがる。さらにどんどん買い手がつく。異様としか思えない状況だが実際に現地に入ってみるとそのスピード感と高揚感はハンパではなかった。建設された分譲区ももちろん即完売だそうだ。横目で通ったが誰も住んでいない。人の気配もない。投資目的であるから誰も住むことはないのだろう。「月7千円の給与レベルなのにそんな価格の物件が買えるのか?」という疑問もあったが説明を聞いて納得をした。桁違いの価格で売買をするお金持ちの現地人がいるということは驚きだったが軍事政権だった時代が長かったせいか私腹を肥やした軍や官僚、または独占的にお金が集まっているのだという。ネットの情報によると政府は外国に複数の口座を持ちその預金総額が110億ドル(1.1兆円)を隠し持っているとこが発覚したという。新興国に投資をするというのは勇気がいるが日本では見ることのできない夢を見るということには充分な迫力だった。人件費がまだまだ安く物価が低い国に桁違いの金持ちが混在する国。さまさまな触手もあるらしい。「投資話の8割は詐欺」という現地の方の話が印象的であった。


東京五輪開催決定

しかし東海地区は雨が続きますね。今日は高山本店でのリフォーム相談会を開催中ですがいかがでしょうか。

Robinの蜘手です。

今朝、起きたら東京五輪の開催が決まったとのことでそのニュース一色であった。色々な意見があると思うがとてもおめでたい。
2020年というと私は49歳であるが、どんな年を迎えているだろうか。

早速、メディアでは経済効果やそれが及ぼす影響を解説していた。ご丁寧にアテネ五輪の後にギリシアが崩壊したとか、社会保障の問題に突入している年だとかというコメンテイターもいたが杞憂をしても仕方がない。決まったら流れに遅れないように乗っていくだけだ。

「このはしゃぎ様」といえばあいちの万博や中部国際空港が開港した2005年の時を思い出す。ヒト・モノ・カネが動くとはこうゆうことを言うのかという風景を目の当たりにした。営業社員の採用には困らなかったが技術者の採用は苦労をした。建設現場はどこもヒートアップしており監理監督者が採用市場に出てくることは少なかった時期である。ご多分に漏れず我々も施工に関して苦労をした時期だ。人材派遣に相談をしたら建設技術者は1日5万円だとも言っていた。とても合う相場ではなかった。

詐欺まがいの話も多かった。某メーカーが後押しをしているが最終の検査が必要だとか、全てのショールームに適用されるとか、改装を一気に始めるといった「ひと山、乗っておくか?」という話、あとは「この地域は空いているが今のうちにエリアを抑えるためにFCに入らないか?」というような話が至るところで聞かれた。中にはまともな話もあったが今思うと全てポシャっていると感じている。

スゴかったといえば当時、何かあるごとに名古屋市内のホテルは予約が一切取れなかった時期でもある。夜の繁華街も大賑わいであった。万博開催であの騒ぎだったのだから五輪となるとインパクトは一桁も二桁も変わってくるだろう。

不動産も大きくかわるだろうし、株も世界から買われることになるだろう。これまでは「ふん」という感じで傍観していたが今回はちょっと何かで乗ってみようと感じている。時にはあれこれと考えず、ストレートに行くのもいいかもしれない。

そんな思いでニュースを見ていた日曜の朝であった。