セルロースファイバーによる自然素材住宅 一級建築士事務所ロビン 愛知県(名古屋市)岐阜県(高山市)
 
2009年 04月 26日

共同チラシが当たらなくなっても良い。

今日はリフォーム業界向けの話。

Robinの蜘手です。
さて、共同チラシの件。
過去2回の実施をした共同チラシです2回目は45社を超えるという参加となり、効果もそれぞれに出ました。
ここ数日、皆さんご周知のように状況が変わったことを受けて多くの電話、メールを頂きました。

「次はどうするんですか?」というようなこと。

Jack熊本ではその辺りの話もでました。
私としては顧客ニーズ、ここではリフォーム会社ニーズがあれば継続と思っていましたから、第3回目も行いたいと思います。

その参加説明会を5月20日 14時より 東京のサンウェーブショールーム会議室をお借りして開催します。
明日にでもメルマガにて発行しようと思いますが、MAX40名ということですのでご理解よろしくお願いします。
Jack東京セミナー、第3回共同チラシ参加説明会 です。

昨年秋、リーマンショック以降、トヨタ等の日本を代表する企業の短観が発表されると同時に、市況は一気に冷え込みました。
特に11月後半から12月は何の計測値を見ても、弱弱しい状態。

それと同時に、大型リフォームへの買え控えが心配されました。
ここでリフォーム会社の声を聞いたところ、やはり集客の心配が大きい、仕入れ価格の競争力をつけなくては、という意見が圧倒的でした。

どんな時での大局での中に特異点があります。
あの時の元気企業でいえば、ユニクロ、H&M、アウトレットモール等々、車では軽自動車でした。
苦戦していたのが、エルメス、ヴィトンといった高級ブランド、レクサス等の高級車、またデパートなどを含む一般汎用品も軒並み悪化していました。

本当にお客様は買え控えをしているのか?それとも代替品に消費がまわっているのか?

で、考えたのがあの共同チラシです。
共同チラシのコアは 低価格、高品質。

穿った見方をする人は
「あんな安売りチラシは会社のブランドを下げる」
「安売りは会社崩壊の始まり」

というようなレッテルを貼っていましたがこれは本質ではありません。
これはJack会議等で何度も言っていることですし、検証済みで面倒なのでここでは解説しませんが、少し説明をします。

日本には安かろう、悪かろうという文化、風潮があります。
安いものは品質が悪い。

では住宅設備品の品質の悪いとはどんな商品でしょうか?

シャワートイレの湯が突然、水に変わるとか。
給湯器の温度が一定にならないとか。

ありえないですよね。品質でいえば十分高品質なわけです。
でも、高機能ではないかもしれません。

フルオートではなかったり、スマートなデザインではなかったり。

今のお客様はそれを十分、承知です。高機能商品は必要ないから、できるだけ価格のお値打ちなものを手に入れたい。
それが過去2回の共同チラシが上手くいった背景なのだと思います。

必要最低限の満足条件があえばよい。そう考えていかなくてはいけない時代なのですね。

「安売りのイメージがつく」というご心配があります。
だから共同チラシなのですがここをご理解できない方が多くて。

これを単体会社でやればそのイメージがつきます。
しかし期間限定、そしてグループ全体で共同窓口を作ることで安価になっていることであくまで共同事業なのです。

組合とイメージしていただければいいのではないでしょうか?

安売りは業績を圧迫するという意見があります。これも本質ではありませんね。
高額でも安売りでも「利益が出ない」のが問題なのです。

今回、やはり逆風というか色々な意見を頂戴したのはメーカーさんからでした。
これまでの流通体系に逆らうのですそりゃ大変でした。
水面下での色々な工夫と努力、協力があるからこそできた価格です。

正直にいえばあの価格でそのまま売っても利益はでます。それが過去の事例と違うところでしょう。

逆説でいえば、高額なら安泰なのでしょうか。

蛇足ですが、借金がたくさんあるから倒産した、というのも本質ではありません。

借金があろうとなかろうと利益がないから会社は苦しくなるのはないでしょうか。
借金の返済があればそれ以上、利益がでるようにすればいいのです。

借金がたくさんあるから大変だ、という結果思考では企業縮小しか案が浮かんできません。
パイを大きくしようと思えばアイデアが出ます。

どちらを選択するかは自由ですが、可能性を閉ざした瞬間に企業というのは変わるのだと思います。

さて、この共同チラシもいつまでいけるでしょうかねえ。
私は当たらなくなることも実は祈っています。

おそらくその時は「少し高くてもデザインや高機能商品が欲しい」という市況の元気化になっているからです。
だからいつまでもこの共同チラシが当たるのは考え物、でも景気が回復するまでは多くの方のリフォームや新築の手助けになればと思います。

共同チラシのコンセプトが当たらなくなったら、景気回復、もしくはサイクルが循環し「高付加価値化」、または不景気に「慣れて」市況に落ち着きがくるのだと思います。
時代は螺旋に階段を回ります。しかし1廻り上がるときには新しい価値を生み出しているのですね

景気が急激に回復することはありません。であれば「不景気に慣れて」また高付加価値商品へのシフトが始まる、そう仮説もたちます。
さて。


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