弊社では給与明細と一緒に社内報として社員へ向けて私からのメッセージを送っています。
8月号を添付します。
日々是必然 蜘手からのメッセージ 2010年8月30日
8月お疲れさまでした。しかし今年はお盆を過ぎても暑い日が続く。まだそんな残暑は続くが「夏の終わり」という言葉があるように季節は秋になろうとしている(はずだ)。
夏があれば次は秋でありやがて冬が来る。季節は巡ることを私たちは知っているし準備をすることができる。
人には未来が2つある。予期できる未来と予期できぬ未来である。予期できる未来とは例えば季節であり、時に関することもそうだろう。今年39歳の私は来年は40歳になるし10年後には49歳になっている。これは変わらぬ未来であり予期することが可能だ。一方予期できぬ未来もある。死期や事故、怪我などは予期が不可能。予防はできても私たちはそれを知ることはできない。例えば死というのは予期できる「出来事」だが「いつか?」ということはわからないのである。
しかし予期できて全てコントロールできるのが素晴らしいとは思わない。予期できない未来があるから人間は一生懸命、思い、考え、悩むのだ。これは感情をもって知恵を育む人間らしい生き方の根幹だともいえる。
リフォーム業界の参入障壁が高くなったという話を聞いた。参入障壁が高いということは起業をしてもなかなか継続的に経営がしにくいということ。具体的にいえば集客が難しいのだろうと思う。10年前はそうではなかった。メニューチラシを折り込めば十分元は取れたし、案件に苦労することはなかった。イベントも毎回100組近く来場もあったし1回のリフォーム祭りで5000万円という見込もあった。しかし高山店に限っていえば地元で認知されてきているとはいえ今は一時的な集客による爆発的な数字は難しい時代になったと思う。新規の業者だとなおさらだろう。ある意味、参入障壁が高いということは私たちとっては朗報かもしれない。
集客面でいえば予期できる未来とそうでない未来がある。集客が悪くなる。これは予期できる未来である。高山市だけの経営では会社として成長が見込めない。これも予期できる未来であった。しかし「いつ集客が悪くなるか?」これは予期できない。来年かもしれないし10年後かもしれない。私たちにできることは「予期できる未来に備える」ということだけである。
予期できる未来でいえば、弊社でも本質的なリーダーが必要になってきたと実感する。
そして最近よく考えていることはリーダーは天性のセンスでできるものではなく訓練が必要だということ。私も10年間経営者としてやってきている。特に優れているとは思わないがそれでも色々な書物を読み色々なところへ出かけ経営者として必要なことを学んできた。結果分かったことは問題の答えは自分自身の中にあること。社内でリーダーというのは「指名」をされ「じゃ頑張ってみます」という風にやってきたし普通の会社でもそうであろう。
しかし経営者でさえリーダーシップを取るのが難しいと言われ悩む人が多いのに、経営者ではない一介の社員が「やりたい」という熱意だけではやはりどうにもならなだろう。私の出した答えは人をまとめたりチームを機能させるにはやはり準備と訓練が必要なのではないか、そしてリーダーとはRobinとしてのDNAを継ぐものでないといけないのではないかということ。
もっといえば20年後、私は60歳になろうとしている。その頃には名古屋店は10億円を超え、高山店は4億円を安定受注してるはずだ。後継者という問題も出てくる。蜘手なきあとのRobinはどうゆう航海をしてゆくのか、ということもある。私は子供に譲ろうとは100%思わない。子供には私ができなかった人生を送ってほしいと願う。世界に出ること、国を動かすこと、この国の将来に携わること。それは私の人生ではなかった。だから子供に託す。
そこで私はその予期できる未来のために「Robinリーダー勉強会」を始めたいと思う。もうワンランクの仕事をしたい、チームをまとめ認めてほしい、会社とは、経営とは?ということを知りたい。そう考えると私がいつもいうように「人生をどう生きるか」ということもなる。親と子の関係。自分の中の潜在意識にある怒り。そういったものをコントロールすることも必要になる。そうやって私も成長過程のひとつとして私なりの言葉で伝えてゆくしかないのではないかと感じる。リーダーになるには訓練が必要である。それは自分の人生をコントロールすることにもなる。おそらく月1回、半日など時間もしっかり取って使ってすることになるだろう。10年間続ければ何かしら結果も違うものになる。今から10年後の未来に向け準備をしよう。
希望者には門戸を拡げる。新入社員でもいいし、現場職員でもいい。哲学を共に学び魂を磨きそして人格を成長させよう。言えるのはこの勉強会からしか将来の幹部やリーダーは生まれないということ。
人生は選択の連続、10年後を選ぶのは自分自分。
楽しみである。